2017.02.24

【広島vs新潟プレビュー】8戦7発の“怪物”フェリペ・シウバに注目の広島…新潟はルーキー原輝綺が先発か

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■サンフレッチェ広島 林、森崎ら負傷者続出、2年目MF森島が先発濃厚

 プレシーズンで8試合7得点と爆発的な記録を残し、一気に評価を高めたフェリペ・シウバをはじめ、5得点の工藤壮人、3得点2アシストを記録した柏好文と攻撃陣が好調を維持しているのが、広島の希望である。今までのブロックを作る守備に加え、攻守が切り替わったその瞬間にプレスをかけるやり方にも挑戦。この新しい守備戦術がはまった時には、11試合34得点という結果が示すように、広島の攻撃は大きく躍動する。「運動量もプレーの強度も去年よりは上」と森崎浩司アンバサダーは語ったように、ダイナミックかつアグレッシブなサッカーは、広島の新時代を告げる迫力だ。

 特にフェリペ・シウバは、塩谷司が「怪物」と畏敬を示し、水本裕貴が「久しぶりに現れたすごい外国人選手」と驚愕したように、あらゆる攻撃能力が一級品で守備もハードワークを厭わない。コンビネーションやコンディションなど、「試合を重ねればもっとよくなる」と自身が語っているように、伸びしろも感じさせる。

 だが一方で、不安が露呈したプレシーズンでもあった。林卓人や森崎和幸、柴崎晃誠、佐々木翔、そしてアンデルソン・ロペス。開幕戦で名前を連ねるべき選手たちが次々と負傷離脱。また、新戦術の完成はまだ道半ばであり、プレシーズンマッチのレノファ山口戦でも1失点を食らったように、リスクを負った守備が裏目に出て相手にビッグチャンスを与えかねない不安もある。次々と主力が離脱したシャドーのポジションは2年目の森島司がつかみ取りそうだが、連係面が心配だ。開幕前はいつも期待と不安が入り交じるが、今季は「新しさ」が目立つだけに、その両面に対する想いが増幅している。(紫熊倶楽部 中野和也)

■アルビレックス新潟 三浦文丈新監督の下、「速いサッカー」を目指す

 2年連続で年間15位と低迷が続く新潟。このオフには、昨季の主力だったFWラファエル・シルバが浦和レッズに、MFレオ・シルバが鹿島アントラーズに、小林裕紀が名古屋グランパスに、DF舞行龍ジェームズが川崎フロンターレに、右サイドバックの松原健が横浜F・マリノスに移籍。特に、ごっそり入れ替わることになったセンターラインの再建は急務だった。

 補強の動きは活発で、新加入、期限付き移籍からの復帰を含め、19選手が加わってのスタートとなった。新たにチームを率いるのは、2013、14年とコーチを務めた三浦文丈監督。昨年12月の就任会見で、「攻守にスピーディーで切り替えの速いサッカー」を目標に掲げた。元々新潟の特徴であるスタイルだ。

 新加入選手で存在感を見せるのがFWホニと、市立船橋高校から加入したDF原輝綺。小柄ながら爆発的なスピードとシュート力を持つホニは、三浦監督が目指す速いサッカーにうってつけの人材だ。またボール奪取力の高い原は、ボランチ、さらにセンターバックでもキャンプから好プレーを続けている。

 高知キャンプの練習試合で左ひざを痛めたチアゴ・ガリャルドも大事に至らず、すでに練習に復帰。独特の間合いのパスで変化を付けられるチアゴが開幕に間に合えば、戦術的な選択肢もグッと増えることになる。

 時に吹雪く厳しい天候の下、チームは開幕前1週間のトレーニングを行った。強風に悩まされることも少なくなかったが、開幕の広島戦に向け、陣容は整いつつある。(totoONE編集部)

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