2017年シーズン、悲願のJ1昇格を目指すV・ファーレン長崎と、ヒュンメルは新ユニフォームを発表した。
HOMEユニフォーム「ナガサキをひとつに!」
V・ファーレン長崎は2016年シーズン、2015年シーズンに続き、夏のホームゲーム限定で着用する平和祈念ユニフォームを発表。長崎原爆資料館へ2年連続でユニフォームを寄贈し、長崎を代表するサッカークラブとして平和活動を行ってきた。
2017年、ヒュンメルは新シーズンのユニフォームを長崎の地域文化を背景にデザイン。「長崎市、諫早市を中心とする長崎県全域をホームタウンとする」と謳うV・ファーレン長崎のメッセージをもとに、ホームユニフォームの胸部と背中に長崎県の21市町(13市8町)が表されている。
新ユニフォームはV・ファーレン長崎のチームカラーであるブルーをベースに、オレンジのラインが斜めにデザイン。襟周りの1本と胸部、背部の20本、合計21本のラインで、21市町が反映され長崎が一つになるイメージを表している。また、右袖には島嶼部まで表現した長崎県の地図をプリント。「ナガサキをひとつに!」という合言葉のもと、J1昇格という未来への夢をデザインしていくV・ファーレン長崎の思いが表現されている。
AWAYユニフォーム「長崎の協会群」
アウェーユニフォームは、世界遺産登録に向けて動いている「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」がベース。教会に映えるステンドグラスをモチーフに、シルバー(GKはグリーン)をベースにしたユニフォームに、胸部のクロス(十字架)部分で朝日が光る様をゴールドで表現している。
ホーム、アウェーともに背中の襟首の下に「#PromisedFuture」とプリント。選手は、この約束を文字通り背負ってプレーすることになる。スポンサーは、シャツの胸部にジャパネット、左袖に岩崎本舗、背ネーム上部にチョープロ、背ネーム下部にリンガーハットとなり、パンツ裾部にユニフォームとしては新規となる長崎バスが入っている。
就任5年目を迎える高木琢也監督は、「今年も素晴らしいデザインのユニフォームをヒュンメル様にご提供いただき、身が引き締まる思いです。新たなユニフォームを着用して、選手・スタッフ、ファン・サポーターの皆さま、そして、長崎県民の皆さまが『一体感』を持って2017シーズンの目標を達成できるよう努力していきたいと思います」と、新シーズンの抱負を語っている。今シーズンの開幕戦は、2月26日(日)、ホーム「トランスコスモススタジアム長崎」でザスパクサツ群馬と対戦する。
By サッカーキング編集部
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