横浜FM加入が内定したDFデゲネク(左)とMFバブンスキー(右) [写真]=Bongarts/Getty Images、Getty Images
横浜F・マリノスは30日、ブンデスリーガ2部の1860ミュンヘンに所属するオーストラリア代表DFミロシュ・デゲネクとレッドスター・ベオグラード(セルビア)に所属するマケドニア代表MFダビド・バブンスキーの完全移籍加入が内定したと発表した。両選手はメディカルチェック後、正式契約を結ぶ。
デゲネクは1994年生まれの22歳。身長187センチメートルの長身DFで、2015年夏から1860ミュンヘンでプレーしている。昨シーズンは公式戦28試合に出場したものの、今シーズンは出場機会に恵まれていなかった。今年6月に迎える契約満了を前に、中国クラブへ移籍する可能性も報じられていたが、新天地は横浜FMに決まった。なおデゲネクはU-19セルビア代表でプレーした経験を持つが、A代表はオーストラリアを選択。昨年5月にデビューを果たし、5試合に出場している。
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横浜FM加入内定にあたり、デゲネクは以下のようにコメントしている。
「横浜F・マリノスのみなさんこんにちは。新しいシーズン、新しいサッカー人生の旅立ちを横浜F・マリノスでみなさんと力を合わせてスタートができることを嬉しく思います」
「また、クラブ、ファン・サポーター、選手達全員で力を合わせて多くのチャレンジに立ち向かい素晴らしいシーズンになることを期待しています。Jリーグのビッグクラブである横浜F・マリノスの一員になれることを楽しみにしていますし、横浜F・マリノスのことを信じてくれているファン・サポーターたちに喜んでもらえるよう自分たちの目標を成し遂げることができることを願っています。横浜F・マリノスのこと、日本のこと、そして日本人の文化に関して多くの素晴らしいことを聞いたので、これから多くのことを学んでいろいろなことを経験したいと思います」
「皆さんには一つだけは約束します。それは我々のクラブである横浜F・マリノスのために毎日のトレーニング、毎試合で自分のすべてを出し切るということです。今回の移籍にかかわった全ての人たちに感謝するとともにスタッフの皆さん、選手たち、そしてもちろんファン・サポーターのみなさんに会えることを楽しみにしています。近々会いましょう」
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バブンスキーは1994年生まれの22歳。2013年から2016年までバルセロナBでプレーし、昨年1月からレッドスター・ベオグラードに所属していた。横浜FM加入が決まったポルトガル人FWウーゴ・ヴィエイラとともにプレー。スペイン出身で同国籍を持つMFで、各年代別のマケドニア代表選出歴がある。2013年にはA代表デビューを果たし、昨年11月12日に行われた2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選第4節のスペイン代表戦のメンバーにも名を連ねている。
なお、バブンスキーの父親は1996年から1998年にかけてガンバ大阪でプレーした元マケドニア代表MFボバン・バブンスキー氏。弟のドリアンはレアル・マドリードのカンテラ(下部組織)出身で、現在はNKオリンピア(スロヴェニア)でプレーしている。
横浜FM加入内定にあたり、バブンスキーは以下のようにコメントしている。
「日本に来るチャンスの話を聞いた瞬間から自分の気持ちは決まっていました。日本と日本の文化が大好きです!日本でサッカー人生を歩み続けるチャンスをくれた横浜F・マリノスに大変感謝しています。自分の持っている全ての技術と努力をチームのためにささげたいです」
「そして、目的を成し遂げるために、みんなと一緒に戦って、ぜひファン・サポーターのみなさんに喜びを届けたいと思います」