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鹿島の若手2名が金沢へ…大橋尚志が完全移籍、垣田裕暉は期限付き加入

2016.12.28

 鹿島アントラーズのMF大橋尚志が完全移籍で、FW垣田裕暉が育成型期限付き移籍で、ツエーゲン金沢へ加入することが決まった。28日に両クラブが発表した。

 大橋は1996年生まれの20歳。鹿島つくばジュニアユースからユースを経て、昨季にトップチームへ昇格した。昇格後の2年間で、公式戦出場はヤマザキナビスコカップ(現・JリーグYBCルヴァンカップ)の1試合のみ。Jリーグ・アンダー22選抜の一員として、昨季の明治安田生命J3リーグで6試合に出場している。


 移籍にあたり、大橋は鹿島に対して「トップチームでは2年という短い時間でしたが、ユース時代からこのクラブには大変お世話になりました。プロになってからは、なかなかピッチ上でチームの勝利に貢献することができず、今も悔しい気持ちでいっぱいです。ツエーゲン金沢に移籍することになりましたが、サッカー選手としても人としても成長し、またいつの日かアントラーズでプレーできるように頑張りたいと思います。着用するユニフォームは変わりますが、これからも応援をお願いします」とコメントしている。

 加入する金沢に対しては以下のようにコメントしている。

鹿島アントラーズから加入することとなりました大橋尚志です。どのような状況においてもチームの勝利のために自分が持っているもの全てを注ぎたいと思います。そのためにも、来季始動日初日から努力を重ね、自分のプレーの特長を監督やチームメイト、ファン・サポーターの方に覚えてもらえるようにしたいです。J2で優勝して、J1昇格を果たすために、少しでもチームに貢献したいと思いますので、応援のほどよろしくお願いいたします」

 そして垣田は1997年生まれの19歳。鹿島ジュニアユースからユースを経て、今季からトップチームでプレーしている。プロ1年目は明治安田生命J1リーグで3試合、ヤマザキナビスコカップ(現・JリーグYBCルヴァンカップ)で2試合に出場した。

 期限付き移籍にあたり、垣田は鹿島に対して「このたび、ツエーゲン金沢に移籍することになりました。期限付きの移籍ですが、自分にとっては勝負のシーズンとなります。アントラーズでは、ユース時代から応援していただいた方もたくさんいて、リーグ戦初出場の時の応援は忘れる事ができません。J2という舞台で活躍し、必ず大好きなアントラーズに貢献できるような選手となって戻ってきたいと思います。引き続き応援をお願いします」とコメント。

 加入する金沢に対しては「このたび、鹿島アントラーズから加入することとなった垣田裕暉です。自分のポジションはFWなので、ツエーゲン金沢がJ1へ昇格できるよう、1つでも多くのゴールを決めたいと考えています。そして、チーム勝利のために全力を尽くします。金沢のファン・サポーターの方たちに応援していただける存在になれるよう、プレーでしっかりアピールしていきたいと思います。皆さん、どうぞよろしくお願いします」とコメントしている。

 なお、垣田の期限付き移籍期間は2017年2月1日から2018年1月31日までと発表されている。

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