鹿島移籍が決まった神戸FWペドロ・ジュニオール [写真]=Getty Images
ヴィッセル神戸に所属するブラジル人FWペドロ・ジュニオールが、鹿島アントラーズへ完全移籍で加入することが決まった。両クラブが27日に発表した。
P・ジュニオールは1987年生まれの29歳。2007年に大宮アルディージャへ加入し、2009年以降はアルビレックス新潟とガンバ大阪でプレーした。スポルチ・レシフェを経て2011年にはFC東京に加入。2012年以降はブラジルや韓国でプレーし、2014年から神戸に所属している。今季は明治安田生命J1リーグで29試合出場11ゴール、ヤマザキナビスコカップ(現・JリーグYBCルヴァンカップ)で5試合出場3ゴール、天皇杯で3試合出場4ゴールを記録。Jリーグ優秀選手賞も受賞した。
移籍にあたり、P・ジュニオールは神戸に対して以下のようにコメントしている。
「この瞬間が訪れることが、こんなにも難しいことだとは想像もしていませんでした。今日は人生においてもっとも難しい決断をしたことを報告します。このメッセージを伝えることは僕にとって簡単ではありません。僕が愛する偉大なるヴィッセル神戸サポーターのみなさん、僕のヴィッセル神戸での時間が終わりを告げる時がきました」
「神戸に来た日から今日までの3年間、多くの喜びに満ちた日々を過ごすことができました。サポーター、スポンサー、クラブの会長、社長、フロントスタッフ、コーチングスタッフ、そしてチームメイト、多くの愛情と信頼で私を支えて下さったことに対し、心から感謝します。今は悲しみと寂しさでいっぱいです。私は、神戸で過ごした時間、街、サポーター、神戸に関わる全ての人達のことを胸に刻み、一瞬たりとも忘れません。本当にありがとうございました」
ヴィッセル神戸のFWペドロジュニオール選手が鹿島アントラーズへ完全移籍することが決まりましたのでお知らせします。https://t.co/Dz6YRYONJ0 #vissel pic.twitter.com/H5vBtDA3VH
— ヴィッセル神戸 (@visselkobe) December 27, 2016
また、加入する鹿島に対しては以下のようにメッセージを寄せている。
「鹿島アントラーズの一員になるという人生において新たな一歩を踏み出せることを大変嬉しく思っています。アントラーズは、ブラジル国内でも人気と知名度が高く、私自身のアイドルでもあったジーコ氏が所属したチームでもあります。そんな偉大なクラブが、強くあり続けるためにもベストを尽くし、貢献したいと思いますので応援よろしくお願いします」
【リリース】#antlers ヴィッセル神戸よりペドロ ジュニオール選手が完全移籍で加入します:「人生において新たな一歩を踏み出せることを大変嬉しく思っています」
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— 鹿島アントラーズ (@atlrs_official) December 27, 2016
By サッカーキング編集部
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