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甲府退団から3年目…FWポッチケが“開花”、ブラジル全国選手権得点王に

2016.12.13

2013年に甲府でプレーしたポッチケ。ブラジル全国選手権の得点王に輝いた [写真]=Getty Images

 シャペコエンセが航空機墜落事故に見舞われた影響で延期されていたブラジル全国選手権の最終節(第38節)が11日に行われ、今シーズンの全日程が終了。得点ランキングも確定した。2013年にヴァンフォーレ甲府でプレーし、現在はポンチ・プレッタに所属するブラジル人FWポッチケが14ゴールを挙げ、初の得点王に輝いている。11日付のブラジル紙『ランセ』が伝えた。

 現在22歳のポッチケは、2013年8月にヴァンフォーレ甲府に加入。左利きのストライカーで体格も似ていたことから、東京ヴェルディなどでプレーしたブラジル代表FWフッキ(上海上港)と比較する声も多く、大きな期待を集めていた。しかし、ケガの影響もあって活躍できず、天皇杯1試合に出場しただけで同年12月に退団していた。


 甲府退団後、ポッチケはブラジルやポルトガルのクラブを渡り歩き、今年からブラジル1部リーグに在籍するポンチ・プレッタでプレー。すると、ブラジル全国選手権で自身初の2桁得点となる14ゴールを挙げ、アトレチコ・ミネイロの元ブラジル代表FWフレッジ、スポルチ・レシフェのFWジエゴ・ソウザと並んで、得点王に輝いた。

 日本では目立った活躍を見せることができなかったポッチケだが、ついに眠っていた才能が開花したようだ。同選手によると、他クラブからのオファーは届いていないとのこと。Jリーグに縁のある選手であるだけに、今後の動向が注目される。

(記事/Footmedia)

By Footmedia

「フットボール」と「メディア」ふたつの要素を併せ持つプロフェッショナル集団を目指し集まったグループ。

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