今季限りでの退任が発表された山形の石崎監督 [写真]=Getty Images
モンテディオ山形は13日、石崎信弘監督と来季の契約を更新しないことを発表した。なお、後任については決まり次第発表すると伝えている。
現在58歳の石崎監督は、1995年にNEC山形(モンテディオ山形の前身)の監督で指導者としての道をスタート。その後、大分トリニータ、川崎フロンターレ、清水エスパルス、柏レイソルなど数々のJリーグクラブの指揮官を歴任してきた。
2014年に16年ぶりに山形の監督に復帰。J2リーグ6位とJ1昇格プレーオフに進出すると、決勝でジェフユナイテッド千葉を劇的な勝利で下し、4年ぶりのJ1昇格に導いた。また、同年の天皇杯でも準優勝と躍進した。しかしながら、2015年はJ1年間最下位に沈み、今季は2016明治安田生命J2リーグ第41節終了時点で16位と低迷している。
同監督は退任に際し、クラブ公式サイトを通じて以下のようにコメントしている。
「山形の地域の方々に支えられ、この3年間を指導者としてのスタートのチームであるモンテディオ山形で過ごすことが出来ました。これからもモンテディオ山形の歴史は続きます。皆様の力でこのクラブを支え続けて頂ければと思います。3年間本当に有難うございました」