試合後、サポーターに手を振る柏木 [写真]=清原茂樹
2016 明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第17節が3日に行われ、浦和レッズは横浜F・マリノスと1-1で引き分けた。
試合は66分、浦和MF関根貴大のシュートをGK榎本哲也が弾いたところに、日本代表MF柏木陽介が詰めて押し込み先制。浦和は終盤にキュラソー代表FWマルティノスに同点弾を叩き込まれ引き分けたが、川崎フロンターレがガンバ大阪に敗れたため年間勝点1位を確定させ、明治安田生命2016 Jリーグチャンピオンシップ決勝進出が決定した。
年間勝ち点1位でレギュラーシーズンを終えた柏木は「達成できて本当嬉しく思いますし、ここにいる皆さんのおかげだと思っています」と詰めかけたサポーターへ感謝の言葉を贈った。
先制ゴールについては「どっかで時間は来ると思っていましたし、こぼれてくるんじゃないかなという予測で。後半戦チームに貢献するプレーがあまりできなかったので、最後にゴールという結果を残せてよかったなと思います」と振り返った。
その後追いつかれる展開となったことについては「正直自分のゴールで1-0で勝ったら最高だな、という気持ちはあったんですけど、追いつかれた後、絶対勝利で終わりたいと強い気持ちを持ってプレーした結果が、相手(川崎)の結果にも繋がったと思うので、皆で勝ち取った年間1位だと思います」とゴールを狙い続けたチームを称賛。決勝進出が決定したチャンピオンシップへ向けては「2勝して絶対チャンピオンになって皆で喜びを分かち合いたいと思います」と力強く宣言した。
23日から行われるJリーグチャンピオンシップには、年間1位でセカンドステージ優勝の浦和、年間2位の川崎、年間3位でファーストステージ優勝の鹿島アントラーズが出場。決勝(第1戦:11月29日、第2戦:12月3日)進出を決めている浦和は、川崎と鹿島の勝者とホーム&アウェーで優勝を争う。
By サッカーキング編集部
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