2016.10.26

【J2プレビュー】5位岡山を迎え撃つ6位京都。“プレーオフ前哨戦”となる試合は激戦必至

京都サンガF.C.を中心に取材するサッカーライター

 残り5試合となったJ2リーグの第38節、6位の京都サンガF.C.は5位のファジアーノ岡山との直接対決を迎える。両チームにとって様々な意味を持つ重要な一戦を制するのはどちらか。今節の注目カードの舞台は京都のホーム、西京極だ。

 まず両チームの状況を説明しておこう。5位の岡山は勝点63、6位の京都は勝点60、その差はわずか3ポイントだ。岡山が勝てば差が広がるが、京都が勝てば勝点で並ぶことになる。J1昇格プレーオフでは、順位が上のチームに以下のようなアドバンテージが与えられる。

・試合会場は、上位チームのホームで開催される
・引き分けた場合、延長戦は行わずに上位チームが勝ち抜ける

 こうした優位性を確保するためにもプレーオフ圏内を確保すると同時に、少しでも順位を上げておきたい。さらに、このカードはプレーオフの前哨戦という側面も持ち合わせている。両チームが約1カ月後に再戦する可能性は十分にあり、そこでの心理的なアドバンテージを持つためにも下手な戦いはできない。特に京都は今節の岡山に加えて、その後に中3日で戦う清水エスパルスともプレーオフで戦う可能性がある。この2試合は、終盤戦の山場といえる連戦になる。

 京都は前節、敵地で水戸ホーリーホックと1-1のドロー。終了間際にDF石櫃洋祐が獲得したPKをMFアンドレイが決めて何とか引き分けに持ち込んだが、試合内容は完敗と言えるものだった。キャプテンのGK菅野孝憲はボールの失い方の悪さを指摘。「守備から攻撃に転じる際、ボールを持った選手を味方が追い越していくときに奪われて、後方が手薄になった状態でカウンターを食らっている。」と振り返る。ゴールに向かう姿勢は継続しているが、個々の役割や連動性には改善の余地がある。ただ、残り5試合となった今、チームの方向性を変える必要はない。現在のチームの強みは守備面にある。DF吉野恭平は、「守備のバランスが大事。その上で、どこでリスクを負って攻撃に出るかを追求したい」と話す。軸足は守備、それを維持した上で攻撃の改善を図っていきたい。

 岡山はDF岩政大樹とFW赤嶺真吾が出場停止。攻守の軸が不在となる状況をどう乗り越えるか。4試合ぶりの勝利をつかむために、リオ五輪代表でも活躍したMF矢島慎也らの奮起が求められる。岡山も攻撃に課題を抱えているだけに、セットプレーからのチャンスを大事にしたいところだ。

 様々な意味を持つ重要な一戦だけに、制したチームは終盤戦に向けた勢いを得ることができるだろう。激しい攻防が予想される戦いは、10月30日15時から西京極で行われる。

文=雨堤俊祐

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