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【仙台vs神戸プレビュー】1stステージのリベンジを狙う仙台 神戸は渡邊不在の穴を埋められるか

2016.10.21

ベガルタ仙台 好調のハモン・ロペスら充実の攻撃陣がカギを握る

 中断期間を経て、仙台はホームゲームからラスト3試合をスタートする。今季は連勝したかと思えば連敗するなど波の多いシーズンだったが、最後は連勝で3戦を締めくくりたいところ。前節でリーグ戦6試合ぶりの勝利をつかんだことを、良い波につなげられるかどうかが問われる。


 残り3戦の相手は、神戸、FC東京、ジュビロ磐田と、1stステージで勝っていないチームが揃うのが気になるところだが、前節は1stステージで敗れたサガン鳥栖に勝った。その時と同様に借りを返したい。

 前節は3-2という派手な撃ち合いになってしまったため、仙台は3週間で守備を修正する必要があった。15日に行った二つの練習試合では相手のカテゴリーが下だったとはいえ、いずれも無失点を記録した。神戸の強力攻撃陣を相手にしても堅守を披露できるか。

 明るい材料としては、この中断期間で多くの負傷者が戻ってきたこと。15日の練習試合では野沢拓也や金久保順、石川直樹が戻ってプレーし、特にFWの野沢と左サイドバックの石川には先発出場の可能性もある。ウイルソンや金園英学が復帰できれば、フィニッシュの手段は増える。彼らが間に合わなくても、若い西村拓真がおり、攻撃陣は充実している。何より、前節にハットトリックを記録したハモン・ロペスが引き続き好調だ。優勝争いをしている神戸を破り、勢いに乗りたい。(totoONE編集部)

ヴィッセル神戸 逆転優勝へ、勝利が必須の大一番に臨む

 勝ち点5差で首位浦和レッズを追う2位の神戸。2ndステージ優勝の可能性を残し、チームのモチベーションは非常に高い。神戸の優勝の可能性をおさらいすると、今節の仙台戦に神戸が勝利すれば、浦和が勝っても負けても残り2節で逆転優勝の可能性を残す。神戸が引き分け以下で、浦和がアルビレックス新潟に勝利すれば、優勝は消える。第14節はまさに天王山だ。

 だが、神戸にとって負けられない一戦では、ボランチの藤田直之が警告累積で出場停止。ロングスローは大きな武器だっただけに痛いところだ。ただ、藤田の代役は、前節の川崎フロンターレ戦でプロA契約となった松下佳貴や、下部組織出身の前田凌佑などタレントは豊富。むしろ、問題はもう一人の欠場選手、渡邊千真の代役をどうするかだ。ここまでの傾向で言えば、石津大介か中坂勇哉の起用が考えられる。2人の能力は高いが、得点力に特化して考えた場合、チーム2位の12ゴールを挙げている渡邊の代役としてはやや駒不足感がある。

 また、この中断期間中にガンバ大阪とのルヴァンカップ決勝を戦った浦和と、公式戦のなかった神戸を比較すると、実戦感覚という点では神戸が不利と言えなくもない。

 とはいえ、総力戦が予想される3連戦を前に、左サイドバックの田中雄大らけが人が戻ってきている点は大きい。特にリーグ12位タイの10ゴールを挙げているペドロ・ジュニオールの復帰は、現在リーグトップの19得点をマークしているレアンドロの攻撃力を増幅させるに違いない。(totoONE編集部)

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