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東京Vの南秀仁、昨年の交通事故で過失運転致傷の判決 今季の公式戦出場自粛

2016.10.11

昨年9月に交通事故を起こした東京Vの南秀仁 [写真]=Getty Images

 東京ヴェルディは11日、FW南秀仁が昨年9月18日に起こした交通事故に関して、11日に横浜地方裁判所川崎支部にて行われた裁判に被告人として出廷、判決を言い渡されたことを発表した。

 発表によると、南は過失運転致傷で禁固10カ月執行猶予3年との判決を言い渡された。判決を受けて東京Vは、同選手の「社会的責任の大きさと判決の内容を鑑みて」今シーズン一杯の公式戦出場自粛という処分を科すと発表した。


 東京Vは本件に際して、以下のように声明を発表している。

「所属選手に対して非常に重い判決が下されたことを真摯に受け止め、日頃より弊クラブ並びにJリーグを応援してくださる皆様に対して、信用を棄損する事実が認定されましたことをお詫び申し上げます」

「弊クラブはこの度の件をうけて、社会の模範となる存在であることを再認識し、交通マナーの順守を今一度社内全体で再認識し、今後も地元警察署などと連携して交通安全講習を実施するなど、社内外での交通安全の啓蒙に努めてまいります」

 また南は「まず何より、今回の交通事故でケガをされた被害者の方及びご家族の皆様に対して、ご迷惑をお掛けして誠に申し訳ありませんでした。また、日頃から応援してくださっている皆様に、ご心配とご迷惑をお掛けして、申し訳なく思っています。今回の判決の内容をしっかりと受け止めて、反省いたします」とコメントを寄せている。

 事故当時のリリースによると、神奈川県川崎市麻生区片平1丁目付近、神奈川県川崎市の県道3号線上において、南が運転する自動車が前方で対向車に車線を譲るために停車中の自動車に追突。相手方の自動車を運転していた女性は救急車で搬送されたという。

 南は昨シーズン、明治安田生命J2リーグで全42試合中41試合に出場し、チームトップの10ゴールを記録。今シーズンはJ2リーグ第34節終了時点で17試合に出場して無得点となっている。昨年9月13日に行われた第31節ザスパクサツ群馬戦以降、得点から遠ざかっている。

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