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【予想スタメン】浅野の最終戦を勝利で飾りたい広島、中村復帰の横浜FMを迎え撃つ

2016.07.15

アーセナルに移籍する広島の浅野(左)と先発復帰が濃厚となっている横浜FMの中村(右) [写真]=Getty Images

2016明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第4節
7月17日 19:00 サンフレッチェ広島 vs 横浜F・マリノス(@エディオンスタジアム広島)

サンフレッチェ広島 守備に不安も攻撃は絶好調、海外移籍の浅野は広島での最終戦

 2試合で7失点。昨年、リーグ最少失点を誇ったチームとは思えないほどの守備崩壊現象である。鹿島アントラーズ戦は2トップ1ボランチの新しいフォーメーションが抱える弱点を突かれた形で大量失点してしまったが、形を元の3-4-2-1に戻した後も、熟成感は見られず。相手の勢いに対して慌ててしまい、自分たちのやるべきことを見失ってしまっての連続失点。どちらの試合も、落ち着きを取り戻せば戦い振りが回復するのだから、問題は戦術ではない。冷静さを見失ってしまうところはやはり、主力選手たちの負傷離脱が大きく影響していると見るべきだろう。


 ただ、攻撃は鮮やかだ。ここ5試合で15得点。平均3得点のペースを堅持している力がピーター・ウタカの個人的能力に依るものではないことを、柏戦での3得点が証明した。中央からもサイドからも崩せる幅の広さは、若い選手たちの縦への意識の強さ故。ボールを奪った直後から一気呵成に攻め立てる圧力は、今までの広島が持っていた緩急のイメージを覆す。もちろん、安定した戦いを作って行くためには、緩急のメリハリが重要だが、そのバランスの舵取りができるようになれば、破壊力はこれまで以上にブラッシュアップされるはずだ。

 負傷離脱していたミキッチが復帰し、柏戦では多くのチャンスを演出。先発での起用も視野に入ってきた。浅野拓磨塩谷司がこの試合を最後にチームを離脱し、選手構成に悩まなければいけなくなるが、逆に2人がいる試合で絶好調の横浜FMを迎えられるのは幸運だと考えるべき。ウタカをはじめ、経験のある選手の疲労も目につくが、そこを若者たちの情熱でカバーしていきたい。(紫熊倶楽部 中野和也)

■広島予想スタメン
3-6-1
GK
林卓人
DF
塩谷司
千葉和彦
森崎和幸
MF
ミキッチ
茶島雄介
丸谷拓也
清水航平
浅野拓磨
柴崎晃誠
FW
ピーター・ウタカ

横浜F・マリノス 2ndステージ開幕から3連勝と勢い十分、攻撃陣の躍動に期待

 2ndステージ開幕3連勝で首位を守った横浜FMは波に乗っている。3試合連続の3ゴール以上は2006年以来、10シーズンぶり。それも、前節のヴィッセル神戸戦は2点ビハインドを跳ね返し、後半アディショナルタイムに決勝点を奪う劇的な逆転勝利だった。立ち上がりこそ全体的に疲労も見えたが、エリク・モンバエルツ監督は「この3連勝というのは、我々にとって自信になります」と振り返った。

 存在感が際立ったのは、0-1の後半開始から途中出場して3ゴールすべてに絡んだ中村俊輔だ。両足首痛の影響と4-4-2へのシステム変更に伴い、ここ4試合は先発を外れていたが、慣れ親しんだ4-2-3-1のトップ下に入ると攻撃の起点になって次々とチャンスを演出した。今節も2トップを継続するのか、あるいは中村が先発復帰するならばトップ下での出場だろう。いずれにせよ攻撃を操る大黒柱が頼りになることは間違いない。

 1stステージは12試合でわずか1ゴールに終わったブラジル人FWのカイケだったが、2ndステージでは3戦2発と本領を発揮していることも頼もしい。同じくマルティノスも神戸戦の終了間際に決勝ゴールを奪うなど3戦2発と好調で、齋藤学と相乗効果が期待できる。

 今節の相手は難敵広島だ。3連敗中というデータは不安材料ではあるが、勝てば広島を逆転して年間4位に浮上する可能性がある一戦。3位浦和レッズとの差はまだ大きく、一戦必勝で勝ち点差を詰めていきたい。(totoONE編集部)

■横浜FM予想スタメン
4-5-1
GK
榎本哲也
DF
小林祐三
中澤佑二
ファビオ
金井貢史
MF
喜田拓也
中町公祐
マルティノス
中村俊輔
齋藤学
FW
カイケ

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totoONEでは、toto対象13カードの対戦成績やチーム情報を掲載。チェックして予想の参考にしよう!
(1)横浜C×熊 本(http://www.totoone.jp/blog/datawatch/detail.php?mid=8348&tid=373
(2)磐 田×川 崎(http://www.totoone.jp/blog/datawatch/detail.php?mid=8349&tid=373
(3)浦 和×大 宮(http://www.totoone.jp/blog/datawatch/detail.php?mid=8350&tid=373
(4)新 潟×仙 台(http://www.totoone.jp/blog/datawatch/detail.php?mid=8351&tid=373
(5)G大阪×福 岡(http://www.totoone.jp/blog/datawatch/detail.php?mid=8352&tid=373
(6)鳥 栖×名古屋(http://www.totoone.jp/blog/datawatch/detail.php?mid=8353&tid=373
(7)甲 府×鹿 島(http://www.totoone.jp/blog/datawatch/detail.php?mid=8354&tid=373
(8)神 戸×湘 南(http://www.totoone.jp/blog/datawatch/detail.php?mid=8355&tid=373
(9)F東京× 柏 (http://www.totoone.jp/blog/datawatch/detail.php?mid=8356&tid=373
(10)広 島×横浜M(http://www.totoone.jp/blog/datawatch/detail.php?mid=8357&tid=373
(11)岡 山×札 幌(http://www.totoone.jp/blog/datawatch/detail.php?mid=8358&tid=373
(12)町 田×千 葉(http://www.totoone.jp/blog/datawatch/detail.php?mid=8359&tid=373
(13)金 沢×山 形(http://www.totoone.jp/blog/datawatch/detail.php?mid=8360&tid=373

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