2016.07.04

熊本GK佐藤は悔しい5失点…観戦した柴崎岳、青木剛の元同僚コンビに結果で応えられず

佐藤昭大
本拠地再開戦に臨んだGK佐藤昭大。今季から熊本に加入し、J2で16試合に出場している [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
サッカー総合情報サイト

 ついにロアッソ熊本がホームに戻ってきた。3日にうまかな・よかなスタジアムで行われた明治安田生命J2リーグ第21節。熊本が約3カ月ぶりの本拠地開催でセレッソ大阪を迎え撃った一戦は、前半にプロ初ゴールとなる先制点をマークしたDF薗田淳が、25分にペナルティエリア内で相手選手を倒したとして一発退場。その後、チームは数的不利の状況を耐えられず、計5失点を献上して悔しい敗戦を喫した。

 GK佐藤昭大はようやく戻ってきたうまスタの景色に「熊本の人の温かさと熱を感じながらプレーできて、感謝でいっぱいでした」と本拠地でのホームゲーム再開に喜びを表した。だが、1-5というスコアは真摯に受け止めるべきものとして、「今日は全力を出した結果。まだまだ力が足りないということ」と悔しさを露わにした。

 1-1から数的不利になってPKで勝ち越しを許したものの、まだ1点差の状況。佐藤としては「何とか後ろで踏ん張って、セットプレーとかで同点から逆転を狙いたいゲームだった」というが、相手は4連勝中で2位に着ける強豪。そこは一筋縄ではいかなかった。「セレッソは個々の能力が高くてしっかりボールを回せるので、必死に追いかけても奪えずに走らされて、シュートに持っていかれて苦しい試合になってしまった」と難しい展開を強いられた。

 この日は個人的にも結果を出したい日でもあった。昨年まで鹿島アントラーズで6シーズンにわかってプレーしていた佐藤を応援するため、当時のチームメートだった青木剛(サガン鳥栖)と柴崎岳がスタジアムへ足を運んでいた。佐藤が「すごく仲良くさせてもらっていた」と振り返る両選手からそれぞれ連絡があり、C大阪戦のチケットを手配したという。

「彼らも厳しい日程で試合がある中、わざわざ熊本まで来てくれた。特に岳は昨日の夜にカシマで試合があって、今日の午前中にリカバリートレーニングを終えて、すぐに来てくれたんだと思う。青木さんは鳥栖へ移籍したので45分くらいですけど(笑)、二人の気持ちがすごくうれしかった」

 “古巣”の明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ優勝は、佐藤にとっても「すごくうれしいことだった」という。

「みんなが努力してきた姿は知っていますし、自分のことのようにうれしかった。すごく刺激になります。僕は鹿島の試合をよく見ていますけど、向こうが熊本のゲームを見ることは少ないと思うので、今日は自分が元気で頑張っている姿を見せたかった。そういう意味では結果が出なくて残念ですけど、これからもいい関係で刺激し合いながら、お互いに成長していけたらと思います」

 思えばシーズン開幕前の宮崎キャンプ、熊本の一員となった彼はこう話していた。

「鹿島での6年間で得たものをチームに還元しなければ熊本に来た意味がないし、それが使命でもあると思っています」

 あれから約5カ月。クラブを取り巻く状況は様変わりした。だが、選手としてピッチ上でできることに変わりはない。勝利へのこだわり、そして勝ち方のエッセンスを熊本に植え付けたい――。鹿島のステージ優勝と“旧友”からパワーをもらった守護神が、震災復興の旗頭となるべく熊本のゴールを守り続ける。

文=青山知雄


欧州リーグ順位表

マンチェスター・C
62pt
マンチェスター・U
50pt
リヴァプール
47pt
欧州順位をもっと見る
バイエルン
44pt
ライプツィヒ
31pt
シャルケ
30pt
欧州順位をもっと見る
バルセロナ
51pt
アトレティコ・マドリード
42pt
バレンシア
40pt
欧州順位をもっと見る
ナポリ
51pt
ユヴェントス
50pt
インテル
42pt
欧州順位をもっと見る

Jリーグ順位表

川崎F
72pt
鹿島アントラーズ
72pt
C大阪
63pt
Jリーグ順位をもっと見る
湘南
83pt
長崎
80pt
名古屋
75pt
Jリーグ順位をもっと見る
秋田
61pt
栃木
60pt
沼津
59pt
Jリーグ順位をもっと見る