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【予想スタメン】相性面で分があるG大阪、ホーム3勝目なるか…トップ下の遠藤がキーマンに

2016.06.10

ボランチではなく、トップ下での起用が続くG大阪MF遠藤保仁 [写真]=Getty Images

ガンバ大阪 第12節で約2カ月ぶりのホーム戦白星、巻き返しに向けて価値ある1勝を

 約2週間ぶりの開催となるリーグ戦。直近のアウェー、FC東京戦は黒星を喫し、今季初の3連勝は実現しなかったものの、リーグ戦第12節のジュビロ磐田戦では約2カ月ぶりのホーム白星を手にした。今季の懸念材料の一つだった「ホームで勝てない」嫌な流れを断ち切った。もちろん、未だホーム戦2勝であることを考えれば手放しに喜べないが、少なからず未勝利記録をストップしたことで心理的な負担は軽減されたはず。今節のホーム戦にもフレッシュな気持ちで臨めそうだ。


 現在の成績から、1stステージの優勝はほぼ絶望的だが、2ndステージでの巻き返しを狙うために、この先の戦いは重要な意味を持つ。ようやくフィットが見られる攻撃陣の連係をより強固にするためにも、過去J1リーグ戦での対戦では全勝している湘南から明確な結果を求めたい。

 注目はここ数試合、トップ下で輝きを放つ遠藤保仁。攻撃の出来を支えていると言っても過言ではないほど存在感を示している彼が、今節も前線でマエストロとして指揮を振ることができれば、間違いなく攻撃は加速し、得点力も増すだろう。一方、心配なのは日本代表選手の疲労。東口順昭は試合出場のチャンスを得られなかったため、むしろ試合に飢えているはずだが、宇佐美貴史は2試合に出場。いずれもフル出場ではなかったものの、少なからず疲労は残っているはず。それをいかに回復し、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ戦の前半のようなキレと輝きを示せるかが楽しみだ。(totoONE編集部)

■G大阪予想スタメン
4-5-1
GK
東口順昭
DF
米倉恒貴
丹羽大輝
岩下敬輔
藤春廣輝
MF
今野泰幸
倉田秋
アデミウソン
遠藤保仁
宇佐美貴史
FW
パトリック

湘南ベルマーレ リーグ戦前節で連敗ストップ、G大阪との昨季2試合は2敗でノーゴール

 リーグ戦第14節の名古屋グランパス戦で2-1の勝利を収め、連敗を「3」で止めるとともに待望の今季ホーム初勝利を挙げた。背景にはチームとしての前向きな姿勢があった。立ち上がりからゴールへと推進力を傾け、相手ボールとなれば前から強くプレッシャーをかけて奪い取る。一対一の対応も粘り強く、攻守の切り替えは速い。攻勢の先で先制し、一度は追いつかれるも、下を向くことなく再び突き放した。一つになってつかんだ勝利だった。

 福島県のとうほう・みんなのスタジアムで開催された5日のナビスコ杯第7節は、グループ首位のヴィッセル神戸に0-2で敗れた。ただ、安易にクリアをして逃げずにボールをつなぎ、幾度もゴールに迫るなど、敗戦の中でもチームとして抱いていた課題は払拭されていた。チャンスの数に比して無得点に終わったことは反省材料だが、トレーニングの成果は着実に表れている。勝利した名古屋戦と合わせて、次につなげたいゲーム内容と言えた。

 今節対戦するG大阪との通算対戦成績は、6勝2分15敗と分が悪い。昨季も2戦2敗、ホームでは0-2、アウェイでは0-1と、G大阪の堅守を前に1点も奪えていない。目下リーグ戦で3番目に失点の少ない相手のブロックを破るのは容易ではないが、先に触れた直近の試合を通じ、得点力の向上が芽吹きつつあるのも事実だ。開幕からリーグ戦全試合に先発してきた菊池大介が出場停止となるが、安定を見る守備とともに、ここまでのチームの着実な歩みを結果に映したい。(隈元大吾)

■湘南予想スタメン
3-6-1
GK
村山智彦
DF
島村毅
アンドレ・バイア
三竿雄斗
MF
藤田征也
神谷優太
石川俊輝
奈良輪雄太
大槻周平
高山薫
FW
端戸仁

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