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【予想スタメン】アウェー戦5連勝中の“外弁慶”大宮、過去13試合でわずか2勝の敵地に乗り込む

2016.06.10

今季7勝のうち6勝を敵地で挙げている大宮 [写真]=Getty Images

アルビレックス新潟 2試合8失点の守備を立て直せるか、松原と鈴木の復帰は明るい話題

 ナビスコ杯第7節のアビスパ福岡戦は、他力ながらノックアウトステージ進出の可能性を残していた。試合開始早々、これまで多くのチャンスに絡みながら無得点だった山崎亮平の今季初ゴールで先制し、上々のスタートを切った。ところが今季何度も目にしてきたミス絡みの失点から崩れ、2-4で大敗してしまった。


 リーグ戦第14節のベガルタ仙台戦に続き、2試合続けて4失点を喫した守備の立て直しは急務。仙台戦での大敗を受け、福岡戦はラインを高く保つことにチャレンジしたが、それが裏目に出てしまった。背後へのランニングに対応できず、スルーパスを未然に封じるボールホルダーへのプレッシャーも甘いとあれば、守備組織が崩れても仕方ない。

 戦いを明確にするために、オフ明けには青空ミーティングが行われた。全体練習が終了後、センターサークル周りに選手、スタッフが集合。吉田達磨監督の話に約30分、耳を傾けた。確認されたのはリーグ戦残り20試合で戦う姿勢を示すこと。今季たびたび見せた崩れ方をこれ以上繰り返すわけにはいかない。

 痛恨の福岡戦だったが、得たものもある。山崎に加え、けがで長く戦列を離れていた鈴木武蔵が今季初出場初ゴール。松原健も初のフル出場を果たした。今週のトレーニングでは、左手を打撲した守田達弥も復帰。リーグ戦未消化だった試合が行われ、戦わずして降格圏の16位に後退したが、チームは戦力を再調整しながら、浮上することだけに集中している。(totoONE編集部)

■新潟予想スタメン
4-4-2
GK
川浪吾郎
DF
松原健
舞行龍ジェームズ
大野和成
コルテース
MF
加藤大
小林裕紀
レオ・シルバ
田中達也
FW
平松宗
山崎亮平

大宮アルディージャ ナビスコ杯8強入りでチーム状況は良好、相性の悪い新潟から勝ち点3奪取へ

 ノックアウトステージ進出を決めていた中で行われたナビスコ杯第7節の鹿島アントラーズ戦で1-0の勝利を収め、チームは無敗のままグループステージを終えた。苦しいシーズンを過ごしているFWネイツ・ペチュニクがゴールを挙げたことも、チームの勢いを加速させるかもしれない。

 レギュラーを固定せずに、チーム内に競争をもたらしている渋谷洋樹監督はチームの良いムードを維持している。また、負傷していた菊地光将、播戸竜二も全体練習に合流したものの、8日の練習ではドラガン・ムルジャが別メニューで調整を続けており、新潟戦の出場が微妙なところ。とはいえ、リーグ戦9試合未勝利の相手は引いてくることが予想されるため、スペースがあってこそ生きるムルジャの欠場も大きな打撃にはならないはずだ。

 現在、アウェーゲームは5連勝中と“外弁慶”ぶりを見せつけており、その記録を伸ばしたいところ。だが、新潟との相性は決して良くない。通算対戦成績では15勝16分17敗と黒星が先行している上に、直近5試合の対戦でも3分2敗と未勝利。さらにデンカビッグスワンスタジアムでのゲームは、2勝5分6敗と大きく負け越しているのだ。

 4位と好位置につけている大宮だが、総得点数「16」は新潟と同じ数字。決して多くのゴールを量産しているわけではないが、両チームの順位を大きく分けているのが、失点の少なさ。ここまで14失点で、1試合あたり平均1失点に抑えている堅い守備をベースに、勝ち点3を持ち帰りたい(totoONE編集部)

■大宮予想スタメン
4-4-2
GK
加藤順大
DF
奥井諒
菊地光将
河本裕之
和田拓也
MF
横谷繁
岩上祐三
金澤慎
沼田圭悟
FW
江坂任
家長昭博

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