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サンフレッチェ広島オフィシャルフラワー誕生秘話…きっかけは世間話

 2016明治安田生命J1リーグ開幕に先駆け、サンフレッチェ広島が色鮮やかな青紫色のカーネーション「ムーンダスト」をオフィシャルフラワーに公認した。

 2016年シーズンの新体制発表、新加入選手発表会見の場で初披露となって以降、サンフレッチェ広島のホームゲームの花束贈呈セレモニーでも用いられている「ムーンダスト」はJリーグ初となるオフィシャルフラワー誕生秘話について、広島の花卸・株式会社花満の和田由里社長に話を聞いた。

 青紫のカーネーション「ムーンダスト」が、広島のオフィシャルフラワーが誕生するきっかけは小さな世間話からだったという。

「オフィシャルフラワーに公認された『ムーンダスト』は、1997年にサントリーフラワーズ株式会社が長年にわたり研究を重ねて、『世界で唯一の青いカーネーション』ということで売り出した特別な花で、花業界では有名でした。5年ほど前にサントリーフラワーズの方と雑談をしていた時に、『地元のサンフレッチェのカラーが紫色で、ムーンダストの色がチームカラーにマッチするんです』と雑談をしたのがすべての始まりでした」

「クラブが理解を示してくれるのであれば」とのサントリーフラワーズからの回答を受けた和田社長は、親交のあった広島信用金庫の紹介でクラブに「ムーンダスト」をお披露目。

「チームカラーと同じ青紫色というだけでなく、長年の技術の結晶で生まれた特別なカーネーションということで、地元広島民にとってサンフレッチェは特別な存在であるという点でもぴったりだと思いましたので、実際のお花を見ていただき説明をしたところ、クラブが興味を持ってくださり公認していただく運びとなりました」

 クラブからオフィシャルフラワーとして公認された背景には、「ムーンダスト」がセレモニー等に用いるチームカラーの装飾用の花としてだけではなく、新たな役割を期待されていることが挙げられる。

「サンフレッチェのご担当者とお会いした時に、クラブが地元の青少年のために社会貢献をしたいというお話を聞きました。花業界も社会貢献の一つとして、子供の頃から花に触れてもらう「花育」に力を入れたいとの思いがありました。

 サンフレッチェのオフィシャルフラワーに公認していただければ、クラブの名前を使わせていただいたり、専用のラッピング資材を制作したりすることで、オフィシャルフラワーとしてのブランドを創り上げ、販売を強化できます。

 また、オフィシャルフラワーを販売することで売上の一部がサンフレッチェに入り、クラブはそれを社会貢献に使うという仕組みを構築すべく準備をしています。サポーターはオフィシャルフラワーを買うことでサンフレッチェを応援するだけでなく、クラブの社会貢献もサポートできるわけです。今年はまだスタートしたばかりですが、これから長年にわたって続けていきたい活動です」

 オフィシャルフラワーの「ムーンダスト」の花言葉は「永遠の幸福」。

「このオフィシャルフラワーが、サンフレッチェはもちろん、地元広島のみなさんに幸せを運んでくれるとうれしいですね。花業界も一緒に盛り上げていきたいです」

【ムーンダストについて】
青いバラの開発過程で生まれたムーンダストは、ペチュニアなどの青色の花から採取した青色を作る遺伝子をカーネーションの遺伝子に組み込むという、バイオテクノロジーを用いて開発された世界で唯一の青色のカーネーション。

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