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インタビュー＝松岡寛人 写真提供＝NIKE
「チーム力を上げながら勝利を重ねていきたい」。クラブ史上2度目の連覇達成に向け、変わらぬ想いでピッチに立つ塩谷司が、自らデザインした『ティエンポ』について、そして今シーズンへの想いを語った。
――今週のゲームにむけて、愛用の『ティエンポ』（Tiempo Legend VI iD）を自らデザインされたそうですね。まずはそのカラーについて聞かせてください。
塩谷司（以下、塩谷） パソコン上で色の組み合わせを試しながら、とにかく派手で、ピッチで目立つような色をチョイスしました。ベースが黄色なので、バランスを考えて紐の部分を赤にしてアクセントを利かせました。
――完成品をご覧になってみて、仕上がりはいかがですか？
塩谷 実物はやっぱりカッコいいですね。とても気に入りました！ さっそく練習で履いてみたのですが、チームメートからも好評だったのでうれしいです。
――新しい『ティエンポ』の履き心地を聞かせてください。
塩谷 初めて履いた時のフィット感がすごく良くて、足にぴったり合う感じが好きですね。ボールを止める時や蹴る時の感触もしっくりきています。
――踏み込んだ時の感覚についてはいかがですか？
塩谷 スタッドで地面をしっかりつかめるので、パワーが出やすいと思います。相手のボールを取りに行く時は一瞬のパワーが求められるので、『ティエンポ』には本当に助けられています。
――今回の『ティエンポ レジェンド 6 iD』では、高校世代のプレーヤーに向け、土のグラウンドに対応したHGプレートが選択できるようになりました。
塩谷 僕も高校時代は土のグラウンドでプレーしていました。環境的にスパイクの消耗が激しいので、なかなか好きなモデルを選んで履くことができませんでした。ハードグラウンド用のスタッドなら長く履き続けられると思いますし、高校生にとってはいいですね。
――これまで履いてきたスパイクで印象に残っているモデルはありますか？
塩谷 『トータル90』がお気に入りでした。初めて見た時、シューレースが斜めに入ったデザインに驚きましたし、とにかくカッコいいなと思いました。
――今シーズン（リーグ戦第5節終了時点）のチーム状況について教えてください。
塩谷 正直、結果はあまり良くありませんが、試合を重ねるごとにチームの状態が良くなってきている感覚があります。周りの選手たちもそれを感じているので、ここから波に乗れればと思っています。
――今シーズンのチームのテーマなどはありますか？
塩谷 森保監督が毎年言っているように、チームとして年間を通して成長しながら戦っていくこと。広島の良さというのは、チーム全員が厳しい状況の中で切磋琢磨して、チーム力を上げながら勝利を重ねていくところだと思うので、それは今年も変わらずやっていきたいと思います。
――昨シーズンと比べて、チームの中で何か変化はありましたか？
塩谷 若手が試合に出る機会が増えましたね。（佐藤）寿人さんやカズさん（森﨑和幸）がベンチに座って、浅野（拓磨）とか宮原（和也）が試合に出る、というように、誰が選ばれるか分からない状況です。これはチームとしてすごく歓迎すべきことだと思いますね。固定されたメンバーだと競争も生まれませんから。
――今週末（4月10日）はアウェーで鹿島アントラーズと対戦します。
塩谷 今シーズンはスタートで出遅れてしまったので、ここから取り返していかなければいけません。鹿島は素晴らしいチームですし、毎年タイトル争いに加わるチームです。もちろんリスペクトはしていますが、その上で自分たちはやるべきことをしっかりとピッチ上で表現して、勝ち点3を持ち帰りたいです。
――では最後に、今シーズンの目標をお願いします。
塩谷 毎年変わらない気持ちで、チームが勝つために最善を尽くしていきたいです。チームに4つ目の星をもたらすために、自分も全力で貢献していくつもりです。
“自分仕様の一足”をカスタマイズできるシューズ。アッパーのカラーを選べるだけでなく、トラクションもフィールドに合わせて3種類から選択可能。また、アッパーだけでなくプレートにも文字やロゴを入れられる。
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By サッカーキング編集部
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