敵地で清水を下したC大阪が開幕からの無敗を守った [写真]=Getty Images
2016明治安田生命J2リーグ第7節が9日に行われ、清水エスパルスとセレッソ大阪が対戦した。
現在2連勝中と調子を上げてきた清水が、開幕から6試合無敗をキープしているC大阪をホームに迎えての一戦。清水は、キャプテンの大前元紀、村田和哉、ミッチェル・デュークらがスタメン入りし、今季ホーム初得点&初白星を狙う。対してC大阪は、キャプテンの柿谷曜一朗、杉本健勇、そして前節J初ゴールを含む2得点を挙げたソウザが先発メンバーに名を連ねた。
試合は前半をスコアレスで折り返す。後半に入って清水は68分、ペナルティエリア内右でボールを受けたデュークが反転から右足を振り抜くが、シュートはわずかに枠の右に外れた。69分、清水はデュークを下げて鄭大世をピッチに送り出す。
試合が動いたのはその直後だった。エリア手前右で山村和也からパスを受けたリカルド・サントスが、反転して左足を振り抜き、シュートをゴール右隅に突き刺した。R・サントスの加入後Jリーグ初得点で、C大阪が先制に成功した。
さらに82分、C大阪が突き放す。エリア内右で相手のクリアボールに反応した山村が、ワントラップから右足を振り抜くと、シュートはゴール左上隅に吸い込まれた。リードを2点に広げたC大阪は後半アディショナル1分、杉本を下げて玉田圭司を投入。玉田は今季初出場となった。
試合はこのままタイムアップを迎え、C大阪が敵地で2-0の勝利。開幕から6勝1分の無敗で首位をキープした。一方の清水はホームで未だに無得点で初勝利も逃した。
清水は次節、17日にホームでカマタマーレ讃岐と対戦。C大阪も同日にギラヴァンツ北九州をホームに迎える。
【得点者】
0-1 69分 リカルド・サントス(C大阪)
0-2 82分 山村和也(C大阪)