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【予想スタメン】磐田が“2日前入り”でリーグ2勝目を狙う…新潟に4年間在籍した大井がカギ

2016.04.08

2012年から2015年まで新潟でプレーした大井健太郎 [写真]=Getty Images

アルビレックス新潟 ナビスコ杯で5失点を喫した守備面に多くの課題

 先発メンバーを7人入れ替えたナビスコ杯第3節の川崎フロンターレ戦では、立ち上がりから主導権を握られ、0-5で大敗。公式戦で連勝していた勢いにブレーキが掛かった。先月末にサンフレッチェ広島から期限付き移籍で加入した野津田岳人も右サイドハーフで先発出場。新潟デビューを果たしたが、ボールに触る回数が少なく、攻撃で持ち味を発揮できなかった。もっとも、野津田のチームへの適応はトレーニングを重ねるごとに進んでいる。ゲーム形式のメニューが多いことも、短期間で戦術理解を深めることに役立っているだろう。練習では随所に見せる左足シュートを、次こそ公式戦で繰り出したい。


 川崎戦でペースをつかめなかった大きな要因として、守備が機能しなかった点が挙げられる。前からマークをはめてプレスにいくタイミング、プレスをはがされた際の守備ブロックのオーガナイズ。どちらにおいても、トレーニングで追及しているような鋭さ、タイトさを欠いていた。吉田達磨監督の下でチームが目指すサッカーでは、少しのほころびが大きな穴となって組織を蝕む。一人ひとりがもう1歩、2歩とポジショニングの意識を変えるだけで、チームの機能性はグッと改善するはずだ。

 磐田には、昨季までともに戦った大井健太郎、山本康裕が所属。逆に新潟には成岡翔、小林裕紀、山崎亮平と、かつて磐田でプレーしたゆかりの深い選手も多い。ここまで別メニューもあった成岡、山崎は川崎戦で先発出場し、コンディションを上げている。(totoONE編集部)
 
■新潟予想スタメン
4-5-1
GK
守田達弥
DF
酒井宣福
増田繁人
大野和成
コルテース
MF
小林裕紀
加藤大
レオ・シルバ
小塚和季
ラファエル・シルバ
FW
指宿洋史

ジュビロ磐田 新潟戦への準備万全、アダイウトンらの不調は心配点

 6日のナビスコ杯ヴァンフォーレ甲府戦は、2日のリーグ戦第5節の大宮アルディージャ戦から宮崎智彦以外先発10人を入れ替え、新潟戦に照準を合わせた。チームは8日に新潟へ移動。昨季は試合2日前に現地入りした5試合で全て勝った。4試合ぶりの勝利へ、万全の体制が整った。

 守備を統率する大井健太郎と、好調を維持する山本康裕は、昨季まで新潟の主力としてプレーした。相手の特徴を良く知る2人の存在は心強い。公式戦を重ねる度に、ボールを支配できる時間が増えてきた。原動力となっているのが、トップ下の小林祐希。大宮戦ではJ1初得点を挙げた。この勢いに乗り、気持ちよくプレーすることで、磐田の攻撃はさらに活性化しそうだ。

 GKカミンスキーが大宮戦後に体調を崩し、週明けは別メニュー調整だった。出場は問題なさそうだが、昨季から何度も決定的なピンチを防いできた守護神の状態は気掛かり。昨季チーム2番目となる17得点を挙げたアダイウトンが、今季は未だ不発。好機に絡む場面は増えているだけに、決め切れない状況を克服したい。

 前節の大宮戦は主導権を握る時間が長かったが、リードを守り切れず勝ち点1に終わった。3試合連続引き分けと勝ち切れない状況を打破できるか。(totoONE編集部)

■磐田予想スタメン
4-5-1
GK
カミンスキー
DF
櫻内渚
大井健太郎
森下俊
中村太亮
MF
上田康太
宮崎智彦
太田吉彰
小林祐希
アダイウトン
FW
ジェイ

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