2016.03.31

「自分一人のプレーでチームが変わる」…浦和GK西川周作が新スパイクとともにさらなる高みへ

サッカー総合情報サイト

インタビュー=安田勇斗 写真提供=NIKE

 2年間でリーグ戦68試合、すべてのゲームでゴールマウスを守った。押しも押されもせぬ浦和レッズ不動の守護神、西川周作は昨シーズン、インターナショナルマッチでも出場機会を重ね、名実ともに日本のナンバーワンGKに近づきつつある。つかみかけた地位を確固たるものに。西川はその想いを、愛用する新スパイクにこめた。

――今シーズンは新しいスパイクとともにスタートを切りました。今回の『ティエンポ』は『NIKEiD』でご自身でデザインされたそうですね。

西川 はい、かなり派手なデザインにしました(笑)。GKはたった一つのポジションで、言い方を変えれば孤独なポジションなので、より目立つために足元は派手にいきたいなと思いました。元々地味な色よりも派手なカラーリングが好きで、自分のラッキーカラーである黄色、青、オレンジを使いました。

――ラッキーカラーの由来は?

西川 特別なエピソードとかはなくて何となく(笑)。黄色と青は、昔所属していたクラブのカラーです。“地元愛”というか、大分への想いは強いので。オレンジは、このモデルをデザインした時に、この色が『ナイキ』っぽいなと思って、これから自分のラッキーカラーにしていければなと思います。その中で黄色をメインにしたのは、とにかく目立つから。青をベースにするとちょっと暗い感じがしたので、大胆に黄色を入れました。

――ソールは濃いブルーを採用しています。

西川 「地に足をつける」という意味で、濃い色がいいかなと。同じ青でも濃い方が足元を締めるとか、固めるとか、そういうイメージに合うと思ったので。

――完成品を見て、出来栄えはいかがですか?

西川 イメージどおりで、カッコいいのができたなとできました(笑)。前に(遠藤)航が作った『NIKEiD』のモデルも見せてもらってうらやましかったので、自分もオリジナルのモデルを作ることができてうれしいですね。

――このモデルもそうですが、西川選手は以前から『ティエンポ』を着用しています。

西川 一つ前のモデルから履いているのですが、今のモデルはさらに履きやすくなりましたね。シュータンが特徴的で、スパイクと一体化しているので履いた時に足の甲にピタッと貼りつく感じがあってあります。

――『ティエンポ』はボールタッチの感覚が特長の一つです。

西川 僕はGKですけど、レッズでは足元の技術も問われるポジションなので、本当に助けられています。問題を感じたことはないですし、いい感覚でできています。

――西川選手はキックも持ち味としていますが、蹴る際の感触はいかがですか?

西川 キックを蹴る時は軸足でしっかり踏ん張ることが大事で、その点、『ティエンポ』はかかとがしっかり固定されるので蹴りやすいです。横ズレがないですし、革が伸びることもなく、かかと部分が曲がったりすることもないので、良いキックを蹴ることができているかなといます。シュートを止める時も、飛びだす時も、どんな動きにも対応してくれるので、安心してプレーできています。

――ちなみにキック力はどう伸ばしていったのでしょうか?

西川 昔からパワーはある方かなと思っていて、中学の時は自主練一人で練習もしていました。その時はパントキックも横蹴りではなくてそういう蹴り方に憧れていて、ハーフウェーラインに立って、ゴールポストを目がけて蹴るという練習をひたすらやっていました。特別な練習はせず、この繰り返しで思いどおりのキックが蹴れるようになりました。

――シュートストップの技術にも長けています。ご自身が考えるセーブの秘訣は?

西川 まずはどんな状況でも慌てないこと。その上で打たれる瞬間には常に良い構えをすることを意識しながら、基本に忠実に止める。キャッチングならしっかり後ろに体を入れて取るとか、弾く場所とか、練習で細かく意識している部分を、試合でしっかり出すことが大事だと思っています。

――基礎を特に意識するようになったきっかけなどはあるのですか?

西川 プロになってたくさんの先輩方を見て、長くプレーしている方々に共通しているのは基本を大切にしていることだと思ったんです。それこそ30代後半までプレーしている選手は、やっぱり基本がしっかりしているので、自分もそこは大事にしていこうと思います。

――今年の浦和レッズのテーマなどはありますか?

西川 前線からの守備を重視しています。プレッシャーをかける時間が長くなると思うので、DFの背後をケアすること、自分が広い範囲を守る意識でやっています。昨シーズン以上に自分が前に出る回数が増えると思います。

――難しさは感じますか?

西川 そうですね。ただいつもミシャ(ミハイロ・ペトロヴィッチ監督)から言われていますが、GKが戦術を理解しないと成り立たないサッカーだと思いますし、僕一人のプレーでチームが変わるぐらいの気持ちでやっています。

――今年の浦和の強みはどんなところだと思いますか?

西川 航を始め多くの即戦力が加入して、選手層が厚くなりました。ACL(AFCチャンピオンズリーグ)も戦う過密日程になりますけど、誰が出ても同じサッカーができるチームができあがったと思っています。

――では最後に、今シーズンの目標をお願いします。

西川 個人としては試合に出続けること。レッズでもそうですし、日の丸をつけても試合に出続けて結果を残し続けていきたいです。チームとしては最少失点を目指していきます。そうすれば自ずと優勝が見えてくると思うので。リーグ戦34試合ある中で、34失点以内に抑える。1試合平均1点以下に抑えることは毎年の目標で、昨シーズンは40失点を喫してしまったのですが、あと6点少なかったらもっとチームが楽に戦えたと思いますし、GKが勝ち点を取るぐらいの気持ちでやっていきます。

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