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U23代表MF大島僚太が川崎の“10番”に…日本人選手としてクラブ初

2016.01.17

昨季まで16番をつけていた大島(左)。新たに10番を背負う [写真]=Getty Images

 川崎フロンターレは17日に新体制発表会見を実施し、2016シーズンの新背番号を発表した。

 現在、カタールで開催中のAFC U-23選手権カタール2016(オリンピック・アジア最終予選)に出場しているU-23日本代表MF大島僚太が「10」を背負うことに決まった。日本人選手が10番を身につけるのは、クラブ史上初のこと。またDF登里享平は「23」から「2」に、MF田坂祐介は「35」から「6」に変更となった。


 新加入選手はGKチョン・ソンリョンが「1」、DF奈良竜樹が「3」、MF原川力が「15」、MF長谷川竜也が「16」、MFエドゥアルド・ネットが「21」、MF狩野健太が「25」、FW森本貴幸が「9」、FW大塚翔平が「27」、復帰したGK高木駿が「29」を着用する。

 新体制発表会見の冒頭では、藁科義弘が2016年のクラブキャッチフレーズ『CHALLENGE THE FUTURE(未来への挑戦)』を発表。「これから創造していく未来もフロンターレらしく積極的に挑戦していこう」という意味を込めたという。

 川崎はクラブ創設20周年を迎えるにあたって様々な企画を用意している。感情を持つパーソナルロボット「Pepper(ペッパー)」も登場し、藁科社長とともに建設中のクラブハウスや記念ビッグフラッグ制作など20周年記念事業の取り組みを説明した。

 同会見には、新加入のソンリョン、長谷川、ネット、狩野、森本、大塚も登壇し、新シーズンに向けての抱負を語った。大島と同じくリオ五輪最終予選に出場している奈良と原川はビデオメッセージを寄せた。森本は「僕の実家は、ここから10分位です」と笑いを誘い、「しっかりチームの勝利のために、全力を尽くして戦います。タイトルを取れるように、しっかりと戦いますのでよろしくお願いします」と意気込みを示した。

 2010年、2014年のワールドカップを韓国代表の守護神として戦ったソンリョンは、「新年あけましておめでとうございます。みなさんお元気ですか? 会えて嬉しいです。韓国から来ましたソンリョンです。良い成績を出せるように頑張ります。これからもよろしくお願いします」と日本語であいさつ。「(日本語でのあいさつは)礼儀だと思った」と新天地での挑戦にかける思いは強い。

 チームは18日に始動する。開幕戦は昨季のJリーグ王者・サンフレッチェ広島と対戦。いつもあと一歩届かないタイトル獲得に向けた戦いが始まる。

 2016シーズンの川崎の背番号は以下のとおり。(背番号/ポジション/名前)

1  GK チョン・ソンリョン(←水原三星/韓国)
2  DF 登里享平
3  DF 奈良竜樹(←FC東京/コンサドーレ札幌)
4  DF 井川祐輔
5  MF 谷口彰悟
6  MF 田坂祐介
7  MF 橋本晃司
8  DF 小宮山尊信
9  FW 森本貴幸(←ジェフユナイテッド千葉
10 MF 大島僚太
11 FW 小林悠
12 サポーター番号
13 FW 大久保嘉人
14 MF 中村憲剛
15 MF 原川力(←京都サンガF.C.)
16 MF 長谷川竜也(←順天堂大)
17 DF 武岡優斗
18 DF エウシーニョ
19 MF 森谷賢太郎
20 DF 車屋紳太郎
21 MF エドゥアルド・ネット(←アヴァイFC/ブラジル)
22 MF 中野嘉大
24 GK 安藤駿介
25 MF 狩野健太(←柏レイソル
26 MF 三好康児
27 FW 大塚翔平(←ギラヴァンツ北九州
28 DF 板倉滉
29 GK 高木駿(←ジェフユナイテッド千葉
30 GK 新井章太

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