福岡への完全移籍が発表された為田大貴(中央) [写真]=Getty Images
アビスパ福岡は29日、大分トリニータからMF為田大貴が完全移籍で加入することを発表した。
為田は移籍に際してクラブを通じ、以下のようにコメントしている。
「アビスパ福岡の皆さん、初めまして為田大貴です。少しでもいい結果を出せるように頑張ります。まだまだ力不足な選手ですが、宜しくお願いします」
また、移籍元の大分に向けても、クラブを通じて以下のようにコメントしている。
「まず最初に、大分に関わる全ての方に今年の結果と自分の力不足をお詫びしたいです。そして、ユースから育ててもらった大分トリニータというチーム、大分という街、僕に関わってくれたすべての人達にすごく感謝しています。今回、大分を離れるという決断をしましたが、いつの試合も最後まで聞こえていた皆さんの声援や、県民の方のサポートを僕は忘れることはありません。そして、大分を思う気持ちはどんどん膨らんでいくと思います」
「大分で過ごした日々は、1年1年がすごく充実していて、いろんな人に出会うことができ、本当に僕の財産です。大好きなサッカーができることにこれからも感謝して、また強い大分を作れるように、日本一のチームにできるように、僕もレベルアップします。そのために上のカテゴリーでプレーすることを決めました。そして、福岡から僕の活躍を皆さんの活力にしていただけるように頑張ります。本当に、ありがとうございました。そして、これからも大分トリニータというチームを宜しくお願いします」
現在22歳の為田は大分の下部組織出身で、2種登録されていた2010年9月の天皇杯2回戦ホンダロック戦で、チーム最年少の17歳12日で公式戦初出場を飾った。2012年からトップチームに昇格し、主力選手としてプレー。2015シーズンは明治安田生命J2リーグで32試合に出場し、6ゴールを決めていた。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト