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CSアンバサダーの松木氏、第1戦のキーマンは「遠藤保仁と浅野拓磨」

松木氏ヴェルディ川崎の監督時代にチームをCS初代王者に導いた [写真]=野口岳彦

 年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)決勝の第1戦が12月2日に開催される。今年から11年ぶりに復活した2ステージ制。11月28日の準決勝で浦和レッズを撃破したガンバ大阪と、明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ優勝、年間勝ち点1位のサンフレッチェ広島が対戦する。大一番を前に、CS決勝第1戦の見どころを大会アンバサダーの松木安太郎氏に直撃した。

 松木氏は、まず短期決戦のポイントとして「勢い」を挙げた。もちろん、勢いがあるのは準決勝でファーストステージ無敗優勝の浦和レッズを下して、決勝に勝ち上がってきたG大阪。「昨季は三冠を取り、勝負強さはすでに証明済みです。今年はステージ優勝を逃している分、“挑戦者”としてリラックスしてチャレンジできるでしょう」と語り、経験豊富な点も有利に働くとした。だが、勢いはあれど120分間戦ったダメージは大きく、広島にとっては好材料だ。

 その広島は「私が広島の監督だったら、消耗戦を想定して負荷をかけずに調整するか、練習試合をさせるにしてもどんなチームとするのか……難しいですね」とこの準備期間のコンディション調整がカギだと主張する。シーズンを通した安定感は群を抜いており、「一年を通してフィジカル、メンタルが安定しているからこその年間勝ち点1位。それに、どの選手に話を聞いても勝ち方を知っているし、自分たちの戦い方をしっかりと共有している」と常にチームとして一枚岩になっている広島の強さを改めて強調した。

 そして松木氏は、第1戦のキーワードにG大阪は「ベテラン」、広島は「若手」と対照的な言葉を並べた。

「G大阪はリーグ最終戦も含めて、大事な試合でリズムを変えているのが遠藤保仁です。試合をコントロールしながら周りの選手のリズムを作っていく。それは大事なことですよ。一方で、広島には浅野拓磨がいます。先発で使わなくても良いのは広島の強さだし、それはやっぱり佐藤寿人がいるから。彼らの信頼関係も互いの好プレーに影響を与えています。浅野が残り何分で出てくるか楽しみですね」

 G大阪が昨季三冠王の意地を見せるのか、それとも広島が真の王者となるのか。最後に、松木氏はアンバサダーとして「サッカーを熟知しているサポーターの方々は、好きなチームや選手を、好きな視点で見て、一生懸命応援してください。その応援でチームに勢いが生まれるし、選手も自信を持ってプレーができるでしょう。今回初めて観戦するファンの方々は、好きな選手を応援しても良いし、好きな色で応援するチームを決めてもらっても良い。ぜひ、みなさんに楽しんでほしいです」とメッセージを送った。

 今季を締めくくる真剣勝負が目前に迫っている。CS決勝第1戦は、12月2日にTBS系列で19時から完全生中継する。

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