大宮、渋谷監督の来季続投を発表「J1で上位争いができるように」

　大宮アルディージャは27日、チームを率いる渋谷洋樹監督と来季の契約を更新したことを発表した。

　現在48歳の渋谷監督は選手時代、ジェフユナイテッド千葉の前身である古河電気工業サッカー部や大宮の前身であるNTT関東サッカー部でプレーした。現役引退後は大宮の下部組織やヴァンフォーレ甲府でコーチを歴任。2014年8月から大宮の監督に就任していた。

　同クラブは今季、2015明治安田生命J2リーグで26勝8分け8敗の勝ち点86を積み上げ、優勝を果たした。見事に1年でJ1復帰を決めている。

　契約更新に際し、渋谷監督はクラブを通じて以下のようにコメントしている。

「この度、来シーズンも引き続き指揮を執らせていただくことになりました。まずは、続投を要請していただいたクラブに感謝申し上げます。また、昨年の悔しい思いを持って共に闘っていただいた、大宮アルディージャのクラブに関わる全ての皆さまにも重ねて心より感謝申し上げます。今シーズンは厳しいJ2リーグで優勝し、1年でJ1への復帰を果たすことができました。これも皆さまのたくさんのご声援のおかげです。来シーズンは、これまで積み上げてきた『攻守においてイニシアチブを握るサッカー』をベースにさらなるレベルアップを図り、並み居る強豪がいるJ1で上位争いができるように覚悟を持って闘っていきます。大宮アルディージャが確固たるクラブになっていくための新たな一歩として、ファン・サポーター、ホームタウン、パートナーの皆さまとともに、未来に向けて来シーズンも一丸となって挑んでいきたいと思います。引き続きご支援、そして熱いご声援をよろしくお願いいたします」