清水エスパルスの監督に就任した小林伸二氏 [写真]=Getty Images
清水エスパルスは25日、来季の監督に小林伸二氏が就任することを発表した。
就任に際し、小林氏はクラブを通じて以下のようにコメントしている。
「このたび、清水エスパルスの監督というすばらしい仕事をいただき、大変感謝しているとともに、サッカーどころである清水、静岡のチームを率いる厳しさに身が引き締まる思いです。これまでの私自身の経験を活かしながら、選手たちと一緒にさらに成長させていきたいと考えております。来季の厳しい戦いに向けて全身全霊を尽くし、皆様のお力もいただきながら、まずは1年でのJ1復帰を目指します。今後ともご声援をよろしくお願いいたします」
また、左伴繁雄代表取締役社長は以下のようにコメントしている。
「来季J2での厳しい闘いを勝ち抜くためには、J2クラブでの在籍や指導経験が豊富であり、戦い方を熟知している方でなければいけないと考え、小林伸二氏にお願いすることを決定いたしました。小林新監督のもと戦闘意欲を高め、ハードワークするチームを再構築し、選手、スタッフ、フロントが一丸となってJ1への復帰を目指します。皆様のご支援、ご声援を引き続きよろしくお願いいたします」
現在55歳の小林氏は、マツダサッカークラブ(現サンフレッチェ広島)でプレーし、1990年に現役を引退した。91年からは同クラブコーチを務め、93年に広島ユースの初代監督に就任した。その後は大分トリニータやセレッソ大阪、モンテディオ山形、徳島ヴォルティスなどで監督を務め、計3度のJ1昇格を達成している。
今季の清水は2015明治安田生命J1リーグで年間17位に終わり、クラブ史上初のJ2降格となった。