2015.11.23

「劇的すぎて信じられなかった」山口MF島屋、監督の言葉で優勝&昇格を実感

島屋八徳
メンバーと優勝を喜ぶ山口MF島屋八徳(右から3人目) [写真]=瀬口陽介
サッカー総合情報サイト

 明治安田生命J3リーグ最終節が23日に行われ、レノファ山口FCが優勝とJ2昇格を果たした。「劇的すぎて、終わった直後は信じられなかった」と先発出場したMF島屋八徳が語るように、山口はまさにラストプレーで劇的な優勝と昇格を勝ち取った。

 山口は、最終節を前に2試合勝利から遠ざかり、まさかの足踏み。得失点差では「26」の差をつけていたものの、2位のFC町田ゼルビアに勝ち点「77」で並ばれ、最終節のガイナーレ鳥取戦を迎えた。試合は開始2分に先制を許してしまい、「苦しい時間帯が続いたのは確かです」と島屋も振り返る。しかし、後半開始直後に鳥取DF小石哲也が2枚目のイエローカードで退場になると状況は一転。今季31得点を決めて得点ランク独走のエースストライカー岸田和人が62分に、ヘディングでゴールを決めて同点とした。

 この時、AC長野パルセイロと対戦していた町田も64分に失点。山口が優位な状況になり、逆転ゴールに期待も高まった。しかし、劣勢となった鳥取には虎視眈々とゴールを狙っていた男がいた。ガンバ大阪などで活躍したブラジル人MFフェルナンジーニョは72分に山口の勢いを断ち切る一発を決める。絶妙なトラップからペナルティエリア内右に抜け出すと、GK一森純の飛び出しを見て、ループシュートをゴール左隅に沈めた。山口は勝ち越しを許すと、裏では町田も74分に同点ゴールを獲得したため、再び優勝が遠のく。

 その後、町田は一足先に1-1のドローで終了したが、山口は1点ビハインドで後半アディショナルに突入。優勝の懸かった1点が遠い山口だが、諦めずに攻勢に出ると終了間際にドラマが待っていた。5分前に途中出場したばかりのキャプテン平林輝良寛が96分に、「本当に気持ちを込めて打った」と振り返るシュートで同点ゴールを獲得。直後に終了のホイッスルが鳴り、劇的なドローでスタジアムはアウェーサポーターの歓喜に包まれた。結果は、町田と勝ち点「78」で並ぶものの、山口が得失点差で優勝と昇格を決めた。

 試合後、「得失点差での優勝ですが、それも前半戦の貯金のおかげなので、取り切るべきところで取ったからだと思うので、本当にうれしい」と、開幕5連勝をするなど序盤の快進撃を振り返りつつ島屋は喜びを語った。

「ロッカールームで監督から言葉をもらって、優勝したんだと実感しました。『1年間、自分の指導についてきてくれてありがとう』という言葉を掛けていただきました。本当にこのチームで1年間戦えて、すごく誇りに思いますし、こうやって結果もついてきたのでうれしく思います」

 また、フル出場した庄司悦大は、「うれしいですが、個人的には勝って終わりたかったので、悔しい気持ちもあります。(得点が決まった瞬間は)みんな喜んでいましたけど、喜んでいる場合じゃなくて、早く次のプレーをしたいと思っていました」と冷静だった様子だが、劇的優勝には「みんなが喜んでいるので決まったのだと思いました。今は達成感は感じていませんが、明日、明後日になれば実感もわいてくるのかなと思います」と、島屋と同様に信じられなかったという。

「最後に左足のふくらはぎを肉離れして、藤枝(藤枝MYFC)戦は欠場しましたけど、盛岡(グルージャ盛岡)戦とU22(Jリーグ・アンダー22選抜)の試合は1日もチームとの練習に合流していない中で出場しました。万全じゃない自分を使ってくれた監督に感謝したいです」と庄司は続け、上野展裕監督に感謝を示すと、同じくサポーターにも「最後まで諦めないで応援してくれたサポーターの声援があったからだと思うので、鳥取まで来ていただいて感謝しています」と語った。

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