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山口のJ2昇格が決定…主将平林の劇的同点弾でJリーグ参戦1年目のJ3優勝

J3優勝を喜ぶレノファ山口FCのメンバー [写真]=瀬口陽介

 明治安田生命J3リーグ最終節が23日に行われ、ガイナーレ鳥取とレノファ山口FCが対戦した。

 首位の山口は、勝利すれば優勝の可能性もあった前節で、Jリーグ・アンダー22選抜とスコアレスドローで終わり、まさかの足踏み。2位FC町田ゼルビアは前節勝利を収めたため、勝ち点「77」で並ばれ、最終節でのJ3優勝争いは激しさを増した。今節、山口はアウェーで6位の鳥取と対戦。町田との得失点差は「26」離れているため、勝利すれば、Jリーグ参戦1年目でのJ3優勝とJ2昇格が決定的となる。

 試合は開始わずか2分、ホームの鳥取が先制に成功する。味方のスルーパスに反応した安藤由翔がペナルティエリア内中央で左足を振り抜き、シュートをゴール右に突き刺した。さらに鳥取は16分、右サイドで獲得したFKからフェルナンジーニョのボールに、秋山貴嗣が頭で叩きつけるが、シュートはわずかにゴール右へ外れた。

 リードを許した山口は、なかなか攻撃の糸口を掴めない。すると、勝利への想いがぶつかり、両チームは次第にヒートアップ。26分には鳥取DF小石哲也が福満隆貴をファールで止めたのをきっかけに、両チームが揉め合う事態に。この流れで小石にイエローカードが提示された。33分、山口がチャンスを迎える。左サイドの小塚和季からのクロスに岸田和人がダイビングヘッド。相手GK杉本拓也はキャッチしきれず、シュートはゴールネットを揺らすが、岸田がオフサイドの判定でノーゴールとなった。前半は山口の1点ビハインドで折り返す。

 後半開始直後の46分、DFの裏を抜けだした岸田を後ろから手をかけて倒したとして、小石にこの日2枚目のイエローカードが提示され退場処分。1点リードの鳥取が数的不利となった。山口は50分、福満からの浮き球のパスを右サイドの小塚がダイレクトで中央に折り返す。反応した島屋八徳がエリア内右に抜け出し、ダイレクトシュートを放つが、枠を捉えられなかった。

 攻勢に出る山口は62分、同点に追いつく。右CKから黒木恭平のボールに、ニアサイドの岸田がバックヘッドで流し込み、ゴールネットを揺らした。岸田は得点ランキングトップ独走の32得点目。さらに山口は64分、エリア内右でセカンドボールに反応した宮城雅史がダイレクトで右足を振り抜くが、シュートは杉本の好セーブに阻まれた。

 しかし72分、10人の鳥取が逆転に成功する。パスを受けたフェルナンジーニョがワンタッチでDFをかわしてエリア内右に侵入。飛び出したGK一森純の頭上を越すループシュートを放ち、ゴール左隅に沈めた。窮地に陥った山口だが、後半アディショナルタイム96分にドラマが待っていた。91分から投入されたキャプテンの平林輝良寛が劇的な同点弾を獲得。直後に試合終了のホイッスルが鳴り、2-2の引き分けで終了した。

 一方、2位の町田もAC長野パルセイロと1-1のドローで終了。この結果、勝ち点はともに「78」となったが、山口が得失点差で上回り、Jリーグ参戦1年目でのJ3優勝とJ2自動昇格を決めた。

【スコア】
ガイナーレ鳥取 2-2 レノファ山口FC

【得点者】
1-0 2分 安藤由翔(鳥取)
1-1 62分 岸田和人(山口)
2-1 72分 フェルナンジーニョ(鳥取)
2-2 90+6分 平林輝良寛(山口)

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