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【予想スタメン】「タフでハードな」鳥栖に真っ向勝負…名古屋が攻撃的布陣で勝ち点3獲得を狙う

名古屋は残り4試合全てで勝つというのがチーム全体としての目標となっている [写真]=Getty Images

サガン鳥栖 最大の武器守備は安定も、攻守の歯車噛み合わず

 前線、アウェーで浦和に先制されながらも同点に追いつき、貴重な勝ち点1をもぎとった鳥栖。直近の公式戦5試合では2失点と、鳥栖最大の武器である守備が安定してきたが、得点は第13節に挙げた吉田豊の1点のみ。攻守の歯車が噛み合っているとはまだ言えない。

 ただし、天皇杯3回戦の札幌戦で豊田陽平藤田直之が先発復帰したことはチームにとって明るい材料。チャンスを作りながらも決め切れずにPK戦までもつれたが、4回戦に駒を進めたことでチームの雰囲気は悪くない。今節の相手は、けが人が多く、2ndステージでも力を出し切れていない印象の名古屋だが、選手の能力は高い。それだけに、鳥栖としてはしっかり守って終了間際に1点をもぎった1stステージのような展開に持ち込みたいところだ。

「うちはああやって粘り強くやるのが一番。その中で自分たちが攻守にもっと主導権を握れるように」と森下仁志監督も話す。天皇杯から中2日での対戦となるため、コンディション面とリーグ戦6試合勝ちなしという不安要素はあるが、チームに悲壮感がないのはプラス。残留争いに巻き込まれている現状でも、菊地直哉が「なるべく失点をしないで少ないチャンスで勝つことが今のチーム状況」と話すように、チームの戦い方ははっきりしている。鳥栖のベースである守備からしっかりと入ることができれば、試合の主導権を握ることができるはずだ。(荒木英喜)

■鳥栖予想スタメン
3-4-2-1
GK
林彰洋
DF
キム・ミンヒョク
菊地直哉
谷口博之
MF
吉田豊
高橋義希
藤田直之
チェ・ソングン
早坂良太
キム・ミヌ
FW
池田圭

名古屋グランパス 川又に復調の兆し、先頭に立つFWから好循環を生み出す

 天皇杯敗退をけがの功名として、名古屋が鳥栖へ勝ち点3獲得のために乗り込む。失意の楢﨑正剛600試合出場記念試合となった柏戦後に、クラブは西野朗監督の契約満了を発表。そこから2週間のブランクがあったチームは、十分な休養とハードトレーニングを積み、この試合に備えてきた。他のクラブが天皇杯を戦っている間には、JFLの奈良クラブとの練習試合を行い、疲労困憊の中で6-0で勝利を収めている。この間、西野監督は「中盤の構成をボックス型とし、MFでポゼッションする」やり方を強調。SBの攻撃参加を積極的に促す方針で戦術練習を一本化しており、「タフでハードな」鳥栖を相手に真っ向から攻撃的に戦うつもりだ。

 ただし、野田隆之介が股関節の疲労骨折で全治3カ月の診断を受けて再離脱。FWには田中マルクス闘莉王と川又堅碁杉森考起しかいない苦しい台所事情は、依然として続いている。中盤に出場停止だった磯村亮太が戻ってくるのは朗報だが、ギリギリのメンバー構成であることは否めない。

 また、攻撃的な戦いの裏に潜むリスク管理も課題の一つで、奈良クラブとの練習試合でも序盤は後手に回ることがしばしばあった。プッシュアップでコンパクトに戦うという竹内彬牟田雄祐の積極性と、リスクとのバランス取りは不安要素ではある。

 それでも、川又が復調の兆しを見せていることは好材料で、練習試合でも得意の裏抜けから得点を挙げ、トレーニングの中でもシュート精度は上がってきた。7月29日の山形戦以来得点のないストライカーが、良い流れできているチームの文字どおりのフィニッシャーとなる期待感は大きい。残り4試合全てで勝つというのがチーム全体としての目標となっている中、先頭に立つFWから好循環を生み出していきたいところだ。(今井雄一朗)

■名古屋予想スタメン
4-4-2
GK
楢崎正剛
DF
矢野貴章
牟田雄祐
竹内彬
本多勇喜
MF
小川佳純
磯村亮太
田口泰士
矢田旭
FW
川又堅碁
田中マルクス闘莉王

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