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【予想スタメン】J2降格圏に沈む松本と清水が直接対決…J1残留に向けて“裏天王山”を制すのはどちらか

年間順位16位の松本(上)と18位の清水(下) [写真]=Getty Images

松本山雅FC 8試合勝ちなしも、攻撃陣には好材料が揃う

 前節の松本はFC東京に0-1で敗れ、8試合勝ちなしとなった。J1残留圏内との勝ち点差は「5」のまま縮まっておらず、残り5試合でひっくり返すのは容易なミッションではない。

 とはいえ、阿部吉朗が「今まで降格を経験したチームは、悲壮感が漂っていたり、危機感がなさすぎたりしていた。でも、山雅はどちらにも当てはまらない」と言うように、チーム内の雰囲気が悪くなっていない点は救いだろう。さらにチーム得点王のオビナが出場停止明けで心身ともに万全の状態。U-22日本代表の前田直輝も本来のキレを取り戻すなど、攻撃陣に関しては明るい材料が揃っている。

 ただ、今節は安藤淳が出場停止。左WBのキーマンを欠くため、代役に誰を立てるかが焦点の一つになる。筆頭株は攻守とも安定感のある岩沼俊介か。J1初勝利を飾った1stステージの清水戦でフル出場したほか、最近は別ポジションながらも途中起用されており、試合勘は鈍っていない。このほか、サイド起用を希望している岩上祐三や、スピードが武器で清水ユース出身の石原崇兆らが候補。反町康治監督が守備での“水漏れ”を指摘してきた懸案のポジションだけに、人選に注目したい。

 なお、3バックの顔ぶれに変化はなさそう。清水の強力2トップに対し、フィジカル勝負で後手を踏まないことが肝要。飯田真輝を中心に体を張ったプレーを90分間貫けば、残留に向けた一筋の光明が差してくるだろう。(大枝令)

■松本予想スタメン
3-1-4-2
GK
村山智彦
DF
酒井隆介
飯田真輝
喜山康平
MF
岩間雄大
田中隼磨
岩上祐三
キム・ボギョン
岩沼俊介
FW
前田直輝
オビナ

清水エスパルス 鄭大世が4試合で3得点と好調、J1通算50得点にもあと1点と迫る

 前節も広島に1-5で大敗した清水は、現在年間順位で最下位に沈み、勝ち点は「21」。残り5試合で全勝すれば勝ち点36で昨年と同じ数字になり、数字上は11位の仙台(勝ち点32)までが逆転可能な対象となるが、15位までの5チームが全て勝ち点37に達すると降格が決まってしまう。つまり5連勝するしか残留する道はないが、チームとしてもまだ奇跡を諦めずに次の試合に集中し、サポーターも熱い応援を続けている。「勝つしかない」という開き直りで、今節に田坂和昭体制での初勝利を挙げることができれば、松本、仙台、山形、甲府と、ライバルとの直接対決が多く残っていることがプラス要素になるだろう。

 そんな中、鄭大世が4試合で3得点と好調で、あと1点でJ1通算50得点と期待感は高まる。逆にピーター・ウタカはチャンスがありながら7試合ノーゴールと不調で、決定力不足の大きな原因になっている。だが、彼に得点が生まれれば、チームの流れも好転する可能性が大いにある。

 対松本という意味では、最も警戒すべきはカウンターとセットプレーだが、ここ2試合はカウンターからの失点が多いため、その部分の修正が急務だ。また、ミッチェル・デュークが出場停止で高さが低下する中、ロングスローも含めたセットプレー対応も大きなポイントになる。いつもどおり、ボールを保持して主導権を握る展開を狙うと、松本の術中にはまってしまう可能性もあるため、逆に松本にボールを持たせるのも一つの手か。田坂監督の戦略にも注目したい。(前島芳雄)

■清水予想スタメン
4-4-2
GK
杉山力裕
DF
六平光成
角田誠
犬飼智也
鎌田翔雅
MF
大前元紀
本田拓也
枝村匠馬
河井陽介
FW
鄭大世
ピーター・ウタカ


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