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関東学院大FW富樫敬真、劇的決勝弾で横浜FMを勝利に導く「まだフワフワしている」

2015.09.20

決勝ゴールを決めた富樫 [写真]=Getty Images

 9月19日、明治安田生命J1リーグ2ndステージ第11節が各地で行われ、横浜F・マリノスFC東京が対戦。横浜FMのJFA・Jリーグ特別指定選手に承認されている関東学院大学のFW富樫敬真が値千金の決勝ゴールを奪い、1-0で横浜FMが勝利を収めた。

 J1デビュー戦でチームを勝利に導く初ゴールを挙げた富樫は、「こんなにサポーターの方々に一緒に喜んでもらうのは人生で初めて、まだフワフワしている感じ」と喜びを表した。


 得点シーンについては、「ゴール前に飛びこめば俊さん(MF中村俊輔)から良いボールが来るかなと、もうドンピシャで当てるだけって感じでした」とコメント。また、絶好のクロスで得点を演出した中村は、「なるべく最終ラインにいろというのは言っていて、ポジショニングが良かった」と後輩のゴールを評価した。

 富樫は中学時代、横浜F・マリノスジュニアユースに所属していたが、ユースに昇格することはできず、挫折を経験した。

「一時はサッカーを辞めようとも思った。でも当時お世話になっていたコーチが高校でも本気でサッカーをやれる環境をつくってくれて、今はそのコーチに感謝の気持ちでいっぱいです」

 コーチの導きもあり日本大学高校に入学。その後、関東学院大に進学し、横浜FMの特別指定選手に登録された。富樫は自身のプレースタイルについて、「動きだしで泥臭くゴールを狙うタイプ」と話す。

 残り6節となったJ1リーグについては、「また、出場する機会があったらやることは変わらない、自分の役目をしっかり果たして、チームに貢献できるように頑張りたい」と語った。

 また、大学リーグについても、「今シーズンここまでチームに全然貢献できていないので、大学でも結果を残せるように、気持ちをリセットして頑張っていきたい」と意気込んだ。


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