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【予想スタメン】好調のG大阪がリーグ戦4連勝を懸けて松本と激突…ACLでの劇的勝利も追い風に

2015.09.19

リーグ戦3連勝中のG大阪 [写真]=Getty Images

松本山雅FC 中盤は円滑なコンビネーションを見せるも改善の余地あり

 松本は前節、湘南と1-1で引き分けて連敗を「4」で食い止めた。しかし、1点リードで迎えた後半アディショナルタイムに同点弾を許してのドローとあって、勝ち切れなかった後味の悪さが先行した形。熾烈な残留争いを制するためには、この悔しさを次戦にぶつけ、勝ち点3を奪う戦いが求められる。


 とはいえ、相手はACLで7年ぶりの4強に勝ち上がったG大阪。しかも16日のACL準々決勝第2戦では宇佐美貴史が出場停止だったため、彼が万全の状態で乗り込んでくる。迎える松本は守備の時間が長くなると予想され、いかに無失点の時間を長くするかが金星への第一歩となる。

 その砦となる3バックの左には前節、本来ボランチだった喜山康平を起用して一定の効果を生んだ。これに伴い、左だった酒井隆介を得意の右にスライドさせ、飯田真輝を右から中央に移行。今節もこの並びで迎え撃つとみられる。

 中盤も加入直後のキム・ボギョンが早速前節で先発し、攻撃時にオビナ工藤浩平との円滑なコンビネーションを披露。ただ、改善の余地がまだ多いのも事実で、「早くフィットしてもらわないと困る」という反町康治監督の要求に応えたいところだ。半面、途中加入ながら存在感を出せていないのがブラジル人選手2人。筋肉系のトラブルが続くエリックに加え、ウィリアンまで故障で練習に姿を見せていない。攻撃陣の控えは前田直輝阿部吉朗など手駒が限られ、中2日での3連戦となるだけに層の薄さが懸念される。(大枝令)

■松本予想スタメン
3-1-4-2
GK
村山智彦
DF
酒井隆介
飯田真輝
喜山康平
MF
岩間雄大
田中隼磨
岩上祐三
キム・ボギョン
安藤淳
FW
オビナ
工藤浩平

ガンバ大阪 下位松本との対戦は集中力の維持がカギとなる

 7年ぶり2度目のAFCチャンピオンズリーグ準決勝進出を決めたG大阪。2-2のタイスコアで迎えた後半アディショナルタイムに、米倉恒貴が値千金の勝ち越しゴールを奪い、劇的な勝利で次のステージへの切符をつかんだ。その激闘から中2日で行われる今節。第10節の鹿島戦から続く選手の疲れは気になるところだが、チームにとっていずれも正念場の試合を勝利で締めくくれた喜びは、良いモチベーションとなって今節の戦いに反映されることだろう。

 予想スタメンは、鹿島戦からCB以外は大きく替えていないが、これまでの流れからして選手のコンディション次第では多少の変更もあるはず。控えメンバーも調子を上げていることから、総力戦で臨むことになるだろう。

 キーになるのは鹿島戦、全北戦と上位対決が続いてきた中で、松本という下位チームとの対戦で集中力を切らさずに戦えるかということ。もっとも、松本山雅のホームスタジアム本平広域公園総合球技場は、毎回多くのサポーターによって素晴らしい雰囲気が作られる。そうした会場の雰囲気が選手の気持ち、体を後押ししてくれる部分は大いにあるはずだが、気の弛みはプレーの隙につながりかねない。集中して試合に入りたいところだ。

 注目は、全北戦を累積警告で欠場した宇佐美貴史や、その全北戦で久しぶりにベンチ入りを果たした大森晃太郎。試合に飢えている彼らのパフォーマンスに注目だ。(totoONE編集部)

■G大阪予想スタメン
4-2-3-1
GK
東口順昭
DF
米倉恒貴
丹羽大輝
金正也
藤春廣輝
MF
遠藤保仁
今野泰幸
阿部浩之
倉田秋
宇佐美貴史
FW
パトリック

By サッカーキング編集部

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