浦和レッズのサポーター(写真は8月のもの) [写真]=Getty Images
18日、浦和レッズは、11日に行われた2015明治安田生命J1リーグ・セカンドステージ第10節柏レイソル戦の入場者数が誤って集計されたことを発表した。
浦和は埼玉スタジアム2002で行われた同試合の入場者数を2万9169人と発表していたが、翌12日に入場チケットの発券枚数と入場ゲートでカウントした人数の差に異常が見つかり、調査に乗り出したことを発表していた。
調査の結果、入場者を数えるカウンター(計測器)の不具合による誤作動が発見され、製造会社の立ち会いのもとで再度確認を行い、カウンター誤作動が誤集計の主因であると判断した。最終的な入場者数については、当初発表した人数から5212人が減り、23957人であると訂正している。なお、浦和は18日に1度訂正した人数を発表していたが、同日に誤りがあったとして再度数字を訂正している。
クラブは今回の件を踏まえ、「入場者数の集計方法の見直し等異常値の早期発見が可能となる点検システムの導入」や「カウンターと異なる手法での入場者数の把握によるダブルチェック機能の導入」などの再発防止策を実施する。
また、クラブは公式HPを通じて以下のようにコメントしている。
「当クラブは、Jリーグが発足以来掲げる正確な入場者数の集計と発表を心掛けておりますが、本事象の発生及び入場者数の訂正に至りましたことにつきまして、関係するすべての皆さまに改めてお詫び申し上げます。今後は、正確な入場者数の集計と発表に向けて全力で取り組んでまいります」
By サッカーキング編集部
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