2015.07.20

無敗記録ストップの浦和…選手たちは手応えと悔しさを胸にリスタートを誓う

浦和レッズ
無敗記録が19で止まった浦和レッズ [写真]=岩田陽一
学生時代から全国のスタジアムへ通い続けてきた経験と人脈を生かして、Jリーグを取り巻くピッチ内外のネタを探り続ける。

文=青山知雄

 1stステージからリーグ戦19戦無敗、ホーム9連勝という記録を更新してきた浦和レッズの快進撃がついに止まった。

 19日に行われた明治安田生命J1リーグ・2ndステージ第3節でサンフレッチェ広島と対戦した浦和は、35分に関根貴大のゴールで先制しながら後半に2点を奪われ、逆転で今シーズン初黒星を喫した。

 記録はいつかは止まるもの。しかし、武藤雄樹が「いざ負けると、やっぱり悔しいものですね」と素直な心境を口にしていたように、長らく負けていなかったからこその思いがあるのだろう。1stステージ無敗王者への包囲網が厳しくなっていることは容易に想像できる。

 だが、決して悲観的になる内容ではなかった。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督が「今日は非常にいいゲームができた。同点に追いつかれるまでは監督就任からの3年半で考えてもベストゲームに数えられる内容。今日のパフォーマンスは次につながる」と前を向いたように、前半はアグレッシブに動いて連動したパスワークで広島を圧倒する。

 センターバックとして攻守に奮闘した槙野智章は「2ndステージは開幕から2試合とも全く良さが出せていなかった。でも、今日は試合には負けたけど、自分たちのやりたいサッカーができていたというのが正直な感想。あそこまで攻め込めたことは評価できる」と敗戦を受け止めつつ、内容面での良化に手応えを語っている。

 試合後の選手たちは努めてポジティブだった。守護神の西川周作は「ロッカールームに戻ってからも『同じ方向を向いて戦っていこう』とポジティブな話をできている。追われる立場から追う立場になった。広島を越えていけるようにしたい」と謙虚な姿勢でリスタートを誓っていた。

 まだ1stステージを制しただけ。浦和の大きな目標はまだ先にある。槙野は「1stステージを取ったことで正直、気持ちに緩みがあったと思う。相手は1stステージでやられた中で分析してくるので、うちはその上をいかなければ。決めきるところ、守り切るところが重要。自分たちにとっては成長するチャンス。もう一度上を目指してやっていきたい」と気を引き締め直していた。

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