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【予想スタメン】若い力が苦境の清水を救うカギ…リーグ最多失点もDF陣に復調の兆し

奮起が期待されるピーター・ウタカ [写真]=Getty Images

清水エスパルス 決定力の波をなくすことが重要な課題

 第11節でようやく今季2勝目を挙げた後、波に乗れずに2連敗を喫し、最下位新潟と同勝ち点の17位に沈んだ清水。失点もリーグ最多となり、「失点を減らす」という今季の大目標が遠のいている。

 その原因としては、DF陣にけが人が続出していることも大きいが、今節はヤコヴィッチが出場停止から戻り、犬飼智也も水曜日のナビスコ杯神戸戦で実戦復帰。その神戸戦では福村貴幸が3バックのセンターとして見事なラインコントロールを見せ、村松大輔も復帰間近で、DF陣に厚みが出てきた。4失点した前節湘南戦では高いDFラインの裏をとられる場面が目立ったが、川崎も裏を突くのが得意なチームだけに、その対策も急務になる。

 また、神戸戦では平均年齢21歳代の若い力が躍動し、今季初の逆転勝ちと結果も出した。その中で結果を出した選手をリーグ戦組にどう融合させ、チーム力の向上につなげていくかという点も注目される。

 攻撃に関しては、リーグ戦の直近3試合ではシュート数で相手を上回っており、チャンスは作れている。湘南戦でもピーター・ウタカが1人で7本シュートを放っており、そのうち3回は完全な決定機。本来ならば、その中で1、2点は決められる選手なので、今節の奮起に期待したい。

 チームとしても、決定力のある試合とない試合の落差が大きく、その波を小さくしていくことも大きな課題。現在の苦境を乗り越えるためにも、攻撃陣がコンスタントに力を出せるようになることが重要になる。(前島芳雄)

■清水予想スタメン
3-5-2
GK
杉山力裕
DF
ヤコヴィッチ
福村貴幸
松原后
MF
河井陽介
大前元紀
六平光成
竹内涼
ミッチェル・デューク
FW
長沢駿
ピーター・ウタカ

川崎フロンターレ 大久保不在は痛手も、チームのムードは良好

 この試合のトピックとなるのは、得点源である大久保嘉人の出場停止だろう。当然ながら、攻撃の核である大久保の不在は痛手である。ただチームはそこまでナーバスになっていない印象だ。中村憲剛は「いてくれるに越したことはないけど」と前置きをした上で、「入ってきた選手が良さを出そうとしているし、やるしかないという雰囲気にチームがなっている」と口にする。

 その雰囲気を生み出しているのが、日本代表候補杉本健勇の存在だろう。前節鳥栖戦と、ナビスコ杯横浜FM戦と2戦連続での決勝弾を記録。公式戦直近4試合で4得点と絶好調だ。「嘉人さんがいない分、自分がもっとやらなあかんと思っている。いなくても同じ質のサッカーをやれることを示していきたい」と杉本本人も力強く宣言。ノッテる男の連発弾で公式戦3連勝を飾れるか。注目だ。

 攻撃陣では移籍後初得点を目指す船山貴之も鼻息が荒い。決定機には何度も顔を出しているものの、フィニッシュだけが決まらない状況が続いているが、「焦らないことですね。みんなが(初得点を)待ってくれているので」と本人。杉本に視線が集まる試合だけに、伏兵船山にも期待したい。

 けが人も多く、大久保も欠場だが、レナト車屋紳太郎が復帰しているのは心強い材料だ。清水とは今季ナビスコ杯で対戦し、快勝していることもあり、苦手意識はない。しっかりと勝ち点3を手中におさめたい。(いしかわごう)

■川崎予想スタメン
3-4-3
GK
新井章太
DF
武岡優斗
角田誠
谷口彰悟
MF
エウシーニョ
中村憲剛
森谷賢太郎
車屋紳太郎
FW
船山貴之
杉本健勇
レナト

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