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【予想スタメン】昇格組との3連戦は黒星スタート…甲府が必勝パターンで湘南撃破に挑む

3月のナビスコ杯でのリベンジに燃える甲府 [写真]=Getty Images

ヴァンフォーレ甲府 バレー獲得で攻撃力アップを狙う

 連敗を6で止め、かすかな光明を見出したなか、迎えた松本、湘南、山形との昇格組3連戦。残留争いのライバルになる可能性の高い相手との直接対決は、敗戦からのスタートとなった。樋口靖洋監督は2失点した守備よりも、むしろ「やり切る形が少ない。1本目からパスがズレて、3~4本パスがつながると、ズレが大きくなる」攻撃面の問題を指摘する。

 ここまでリーグ最少の3得点に沈む攻撃のテコ入れに、クラブは2005~2006年の昇格、残留の立役者であるバレーを獲得した。例によっての泥縄、対処療法の感が否めないものの、日本での実績は充分。登録も湘南戦までに間に合う見込み。来日1週間弱で多くは望めないが、展開によっては出場機会があるかもしれない。同時に期待したいのが、アドリアーノへの波及効果だ。バレーの加入は、いまだ本領発揮できずにいるストライカーのプライドに火を点ける、格好の材料になるだろう。

 今週けがや痛みを抱えていた盛田剛平、土屋征夫が全体練習に復帰した。過密日程の終盤で、疲労が蓄積している選手も多いだけに、彼らの存在は心強い。マルキーニョス・パラナの状態も上向いており、先発メンバーの選択肢は一時期に較べ増えてきている。

 3月のナビスコ杯湘南戦では、前半一方的に押し込んでいながら決め切れず、後半セットプレーからの失点で敗れている。同じ轍は踏まぬよう、攻撃をシュートで完結させて、今季唯一の勝ちパターンである「1-0」に持ち込みたい。 (渡辺功)

■甲府予想スタメン
3-4-2-1
GK
荻晃太
DF
新井涼平
津田琢磨
野田紘史
MF
橋爪勇樹
稲垣祥
山本英臣
阿部翔平
堀米勇輝
伊東純也
FW
阿部拓馬

湘南ベルマーレ 攻守をけん引する高山の穴をカバーできるか

 神戸をホームに迎えた前節、湘南は先制を許すも間もなく追いつき、勝点1を手にした。ホームだけに勝利の欲しい一戦ではあった。だが、ゲームの主導権を握りながら隙を突かれて失点し、さらに追加点も許して自らゲームを難しくした前々節の名古屋戦を思えば、失点後もバランスを崩すことなく攻守をコントロールし、勝点に繋げた神戸戦の冷静なゲーム運びは、チームとして反省を活かし修正したことの証左だった。

 振り返れば、0-3で敗れた横浜FM戦の翌節のホーム鳥栖戦でも、反省を糧に4-2の勝利を収めている。一戦一戦、経験を肥やしに成長を育んでいることが窺える。また神戸戦では可児壮隆がリーグ戦初先発を果たし、途中出場の岡田翔平古林将太らもキレのいい動きを見せるなど戦力の台頭も頼もしい。

 特定の個人がゴールを量産するのではなく、FWからDFまで幅広く得点者に名を連ねているところに、常にゴールを意識する湘南らしさの片鱗が浮かぶ。チームの特徴であるその攻撃的な姿勢はデータにも表れているが、反面、チャンスに比して得点数は物足りない。シュート、あるいはシュートに至るクロスやラストパスともに精度を求めたい。一方、守備に目を移すと、セットプレーの失点の多さも気になるところ。また今節は高山薫が出場停止となる。走行距離やスプリント回数に秀で、前線で攻守をけん引する高山の不在をチームでカバーしたい。(隈元大吾)

■湘南予想スタメン
3-4-2-1
Gk
秋元陽太
DF
遠藤航
アンドレ・バイア
三竿雄斗
MF
藤田征也
キム・ジョンピル
永木亮太
菊池大介
岡田翔平
可児壮隆
FW
大槻周平

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