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【J1・1st第6節予想スタメン 名古屋vs清水】広島戦で完勝を収めた名古屋、清水戦では3バックシステムの採用も

名古屋は完勝を収めた広島戦の勢いを持続できるか [写真]=Getty Images

名古屋グランパス 完勝を収めた広島戦で得た勢いを持続できるか

 広島を研究し尽くし、完勝と呼べる内容を実現した前節で得た勢いを、いかに持続できるかが最大のテーマだ。変則布陣を操る広島に対しては、持ち前の個人能力を生かしたマンマークをもってミラーゲームに持ち込み、打ち勝った。

 同じ試合を他の相手にも実現できるかは全くの未知数ではあるが、それ以上に広島戦における名古屋の3バックシステムは良く機能していたのも事実。DFラインでは、特に田中マルクス闘莉王と本多勇喜がその恩恵を受けた選手たちで、前者は中央で守備全体のカバーリングに目を光らせることができ、後者は持ち味の対人能力の強さを強調して戦うことができた。右の矢野貴章と左の永井謙佑にはその分膨大な仕事量が要求されるのだが、両選手ともにスタミナとパワー、そしてスピードを兼ね備えており、広島戦では八面六臂の大活躍を見せた。彼らの能力ありきで成立する布陣ではあるものの、全体的にも連動性の高い布陣は広島戦のみとするにはもったいないほど。戦術として堅守速攻に尽きる傾向は否めないが、継続して見てみたい戦いぶりを披露したのもまた確か。指揮官が清水戦でどのような布陣を選択するかは不明だが、試す価値は十分にある。

 現状で唯一と言っていい課題は、好調の川又堅碁ノヴァコヴィッチの併用について。負傷から戻ってきた36歳のスロベニア代表ストライカーをハードワークのスタイルにいかにして組み込み、川又との共存を成功させるか。西野朗監督の腕の見せ所だ。(今井雄一朗)

■名古屋予想スタメン
3-4-2-1
GK
楢崎正剛
DF
竹内彬
田中マルクス闘莉王
本多勇喜
MF
矢野貴章
矢田旭
ダニルソン
永井謙佑
松田力
小屋松知哉
FW
川又堅碁

清水エスパルス 公式戦6連敗中も内容面では一定の手応え

 3月18日のナビスコ杯山形戦以来、公式戦6連敗中の清水。なかなか出口が見えてこないが、やりたいことがまったくできていないわけではなく、自分たちのペースで戦えている時間帯もあり、その中でチャンスも作れている。だが、そこで得点を決めきれず、逆に耐えるべき時間帯に耐えきれないことが敗戦につながっている。

 ただ、前節のG大阪戦では、相手のミスもあったとはいえ、0-2の状況から一度は同点に追いつく力を発揮。特に、ピーター・ウタカがJ初ゴールを決め、その後も彼のキープ力を起点にしてチャンスを作れていたのは大きなプラスと言える。周囲の選手も、ウタカにボールが入ると、それに反応して活発に動き出してボールに絡むようになってきた。この良い流れをさらに活性化していければ、チャンスを増やせるはずだ。

 しかし、ボランチの八反田康平竹内涼に続き、右サイドバックの犬飼智也が負傷してしまったのは痛いところ。また、ナビスコ杯第3節の川崎戦と前節のG大阪戦では、1対1の対応の甘さから失点を許す場面が目立った。セットプレーの失点が増えたのも、そこに関わっている。名古屋は7得点中5得点をセットプレーから決めているため、個の対応を強化するだけでなく、その機会を減らすことも重要になる。チームとしての危機感は徐々に高まってきたが、選手たちもやるべきことに迷いはなく、一つ勝てば状況が好転する可能性も十分。個の力が高い名古屋を倒し、何とかきっかけをつかみたい一戦でもある。(前島芳雄)

■清水予想スタメン
4-2-3-1
GK
櫛引政敏
DF
三浦弦太
ヤコヴィッチ
平岡康裕
福村貴幸
MF
本田拓也
六平光成
村田和哉
長沢駿
大前元紀
FW
ピーター・ウタカ



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