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東京Vが味スタで約10カ月ぶりの勝利…新キャプテン井林「価値ある1勝だった」

今季より東京Vの主将に就任した井林章 [写真]=Getty Images

 開幕3戦目での今季初勝利にスタジアムが沸いた。

「ホームでまずは勝ちを取れたことが大きかった。昨年は苦しい思いをして、なかなかホームで勝てなくて……。それを踏まえて考えたら昨年より進歩しているかなと思う」。昨年5月のギラヴァンツ北九州戦以来となる味スタでの勝利に、決勝点となる先制点を挙げた、東京ヴェルディのキャプテン井林章は安堵の表情を浮かべた。

 前半は水戸ホーリーホックの前への推進力に押され、なかなか前で起点が作れなかった。自分たちの攻撃ができず、ハーフタイムには指揮官から激しい檄が飛んだ。「ボールを受けたらまずは前を見ろ!」

 全員の気持ちが一致した後半。積極的に前にいく選手たちの姿があった。右サイドバックの安西幸輝がいつものように駆け上がって得た、59分のCKの場面。中後雅喜が蹴り出したボールに、頭で合わせたのが井林だった。GKの手をかすめてゴール左隅に突き刺した、今シーズンの自身初ゴールに、「中後さんからの素晴らしいボールのおかげだったので、本当に合わせるだけでした」と井林。84分にも追加点を挙げたヴェルディが今季初勝利を挙げた。

「ホームゲームはサポーターが特に多くいるので(勝利の)喜びを分かち合えるし、ラインダンスを一緒にできるというのは、チーム、サポーターの一体感が本当に出てくる価値ある1勝だったと思う」

 奇しくもこの日は、地域に根ざした活動を続けるサッカークラブとその地域に縁のあるアニメ作品がコラボした取り組み『アニ×サカ!!』デー。アニメ好きで知られる井林は「たまたま今日は持ってましたね(笑)。来週には(フィギュアの)贈呈式があると思うので、そこでお披露目したい」と昨年締結した『フィギュアパートナー』(公式戦で井林がゴールを決めるごとに壽屋からフィギュアが贈られるという企画)でプレゼントされる2体目のフィギュアについてうれしそうに語った。

 もちろんDFとしての反省も忘れてはいない。完封したとはいえ、井林を含めた最終ライン4人中3人がイエローカード(コ・ギョンジュンは退場)をもらっているが、「試合運びだったり、プレーの選択はもっともっと突き詰めてやっていかないといけない」。

 シーズン前に語っていた「1試合でも多くラインダンスを踊る」ため、キャプテンとして、DFリーダーとして、気負わず、自分らしくチームをけん引していく。


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