選手を鼓舞する浦和サポーター [写真]=Getty Images
浦和レッズは30日、2015シーズンにおける横断幕掲出について、運用ルールを設けた上で解禁することを発表した。
浦和は2014年3月、差別的横断幕の掲出事案により無観客試合の制裁を受け、その後、再発防止と自粛の観点から、掲出物を全面禁止としてきた。
今回の発表にあたっては、複数回にわたるサポーターミーティングを実施。そこでの対話も考慮して検討し、横断幕掲出の解禁を決定した。
なお、運用ルールの公表は2月上旬を予定。ルール施行時点では、ホームゲームのみを解禁対象とし、アウェイゲームはその後の判断となる。また、横断幕の掲出には事前申請制を導入することも発表しており、クラブが掲出内容に問題がないかを事前に確認、突発的なトラブルにも迅速に対応ができるようにするとしている。