ベガルタ仙台は6日、松本山雅FCからDF多々良敦斗を完全移籍で獲得したとクラブの公式サイトで発表した。
27歳の多々良は、静岡県の清水東高校から静岡産業大学を経て、2010年に当時JFLに所属していた松本へ加入。2012年に松本がJ2へ昇格してから、J2リーグ戦110試合出場、5得点の成績を残している。
今回の移籍に際し、多々良は「2015シーズンよりベガルタ仙台でプレーすることになりました、多々良敦斗です。私自身J1でのプレーは初めてとなりますが、日々全力で練習に励みたいと思います。1日でも早く顔と名前を憶えてもらえるように頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします」と抱負を述べた。
また、前所属となる仙台の公式サイトでは、以下のようにコメントを発表している。
「山雅には大学卒業してから5年間お世話になりました。なかなか進路が決まらなかった僕を拾ってくれたクラブ、これまで多々良敦斗を支え、関わって下さった全ての方に感謝しています。名もない僕のためにチャントを作って、毎試合声を枯らして応援してくれたサポーターの方々には感謝してもしきれませんし、これからも僕の心に残り続けます。新たなチャレンジをする事になりますが、サッカーに関わり続ける限りどこかでまた会えると思います。5年間本当にありがとうございました」