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鹿島がオープンスタジアムでグルメGPを開催…東北人魂とのコラボで茨城・東北から全8店舗が出店

2014.10.11

グルメGPの推薦人として店舗を手伝った小笠原満男 [写真]=高本亜紀

 茨城県立カシマサッカースタジアムにおいて、11日、鹿島アントラーズ主催によるスタジアム一般開放イベント『オープンスタジアム』が開催された。

 本イベントは、2011年3月11日に発生した東日本大震災により被災し、主要プロ競技の本拠地施設の中で唯一3カ月にわたっての公式戦開催不可能状態に陥ってしまった同スタジアムの復旧を記念して、同年より開催されているもの。


 朝10時のオープンからピッチでは、小学生以下の親子による「ピッチでマッチ」がスタート。12時からは、同クラブのファンクラブ誌「フリークス」のコンテストには同イベントの総合司会を務める鹿島OBの名良橋晃が出演した。その後も、鹿島OBによる「鹿島アントラーズシニア」とお笑い芸人・清水圭率いる「よしもとセレソン」のスペシャルマッチや「選手参加チャリティーフォトサイト&サイン会」、選手主導による「プレーヤーズオンステージ」などが行なわれ、来場した約3500人のファン・サポーターは試合開催時とはひと味違うスタジアムの雰囲気を楽しんでいた。

 昨年に引き続き、4回目の開催となる今年も行なわれたのは、朝11時より「東北人魂を持つJ選手の会(略称:東北人魂)」とのコラボイベント「Aグルメグランプリ2014 in KASHIMA」。茨城・東北から全8店舗が参加した同グランプリには、MF小笠原満男、MF遠藤康、MF土居聖真といった推薦人がそれぞれの店舗を手伝うなど、大いに盛り上がった。

 全店舗が早々と売り切れる中、来場者の投票によって1位に選ばれたのは、初登場の山形県「にくがとう」。土居の祖母が営む「蔵王のいえ どさん娘」による特製ラーメンのたれをベースにした極上の山形牛串を提供し、売り場には土居の母も応援に駆けつけた。推薦人の土居は「(優勝は)僕のお母さんのおかげだと思います!」と母親に感謝しつつ、喜びを露にした。

 なお、2位は岩手県大船渡の「KAIZAN」、3位は昨年1位となった宮城県仙台市の「scape」が選ばれた。

文・写真=高本亜紀

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