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【J1第19節予想スタメン 甲府vs仙台】13位仙台と14位甲府の直接対決、甲府は攻撃陣の飛躍に期待

今季リーグ戦4得点を挙げているクリスティアーノ [写真]=清原茂樹

ヴァンフォーレ甲府 マルキーニョス・パラナの負傷欠場が濃厚、攻撃陣の活躍に期待

 城福浩監督は前節・徳島戦について「勝ち点1に終わったことは受け入れがたい」と悔いる。水浸しのピッチで「サッカーにならなかった」(城福監督)という事情はあったが、残留争いを戦う甲府にとって、最下位相手のこの結果は重く受け止めざるを得ない。

 攻撃を見ると第18節までの総得点「15」はJ1でも下から2番目。特に先に失点を喫し、相手が引いたときに崩せない悪癖を解消できていない。今節はリーグ戦全試合に先発しているマルキーニョス・パラナの負傷欠場が濃厚で、中盤の構成力も不安要素だ。

 一方で徳島戦では、後半戦から合流したFW阿部拓馬が90分間のフル出場を果たし、見事な突破からアシストも記録している。「試合をやりながら上がっていくタイプ」(阿部拓)という彼が、実戦を通してコンディションを上げ、徐々に出場時間を増やしていることは明るい材料だ。エース・クリスティアーノも、前線から引いてこない“我慢の位置取り”を身に着けつつあり、エネルギーをゴール前に残すことで2試合連続のゴールを決めている。

 阿部、クリスティアーノはいずれも“守備ブロックの中”でボールを受けられる選手。甲府は彼らのプレーにより、ボランチから縦に入るボールが増え、相手にとって怖さのあるパスワークを実現できそうだ。切り替えと飛び出しに強みを持つ石原克哉も含めた1トップ2シャドーは、甲府の攻撃に活気をもたらすだろう。(大島和人)

■甲府予想スタメン
3-4-2-1
GK
1 荻晃太
DF
26 青山直晃
4 山本英臣
6 佐々木翔
MF
11 ジウシーニョ
30 保坂一成
8 新井涼平
27 阿部翔平
7 石原克哉
9 阿部拓馬
FW
10 クリスティアーノ

ベガルタ仙台 複数失点を喫している守備面を立て直せるかがカギ

 リーグ戦再開後は4試合勝利がない仙台。厳しい敵地でも勝ち点3を獲得し、閉塞感を打ち破りたいところだ。

 まず立て直すべきは3試合連続で複数失点を喫している守備面だ。暑く心身の消耗が激しい甲府の地であっても、集中した守備を見せたいところ。そして当然、ただ守っていればいいということではない。前にボールを運んだときに厚みを欠いている攻撃面の課題も修正が必要だ。この攻撃面における懸念材料が、ウイルソンの負傷だ。前節・大宮戦の終盤に右膝のあたりを痛めていたウイルソンは、大事をとってこの試合を欠場する可能性が高い。そうなると、守備の堅い甲府を崩すには今まで以上に工夫が必要となるだろう。

 渡邉晋監督は守備組織の立て直しから着手し、紅白戦に至るまでの流れで攻撃面での課題解決にも取り組んだ。バランスを修正し、「もともと持っていた守備の良さであったり、ボールを取った後の速さだったりを取り戻せば、大崩れしない」と手ごたえを得た。気になる攻撃陣のやりくりについては、この一ヶ月に獲得したハモン・ロペス村上和弘野沢拓也が練習でいい刺激を与えており、彼らの出場も期待されている。既に選手登録が済んだ村上が出場可能になり、ハモン・ロペスと野沢も今節までにクラブは登録を済ませる予定だ。

 そして甲府は、渡邉監督が現役時代にプレーをしていたクラブのひとつ。監督就任後初めて乗りこむ甲府で、指揮官が見せる采配にも注目だ。(板垣晴朗)

■仙台予想スタメン
4-4-2
GK
21 関憲太郎
DF
25 菅井直樹
3 渡辺広大
2 鎌田次郎
5 石川直樹
MF
11 太田吉彰
17 富田晋伍
6 角田誠
10 梁勇基
FW
24 赤嶺真吾
13 柳沢敦

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