大宮アルディージャに所属するDF村上和弘が、ベガルタ仙台に期限付き移籍することが決まったと29日、両クラブが発表した。
村上は移籍に際し、大宮に対して「このたび、ベガルタ仙台へ期限付き移籍することになりました。2010年に大宮へ来てから4年半、チームの目標を達成するために、自分なりに努力してきましたが、結果的に、貢献できなかったことを申し訳なく思います。現在の全ての状況は理解していますが、残りのサッカー人生を考えた時に、より必要としてくれる場所があるならばチャレンジしたいと思いました。仙台へ行くことに特別な思いも少なからずあるということも含めて、このタイミングでチームを離れることを申し訳なく思いますが、少しでもご理解頂けたらと思います。4年半ありがとうございました」とコメントしている。
加入する仙台に対しては、「今回、様々な縁があってベガルタ仙台へ戻ることになりました。選手としてこのような形でプレーするチャンスを再びもらえたことに感謝して、自分なりに積み上げてきたものをすべて出せるようにチームの中で努力していきたいと思います。半年間の期限付き移籍となりますが、仙台のファン・サポーターの皆さんには、自分が2006年にスタジアムで最後に挨拶させて頂いた通り、仙台のユニホームを着てピッチに立つ選手たちを応援してもらえたら嬉しいです。その中の一人として自分もまた応援してもらえるように頑張ります。よろしくお願いします」
2001年から2006年まで仙台でプレーした村上は、今回の期限付き移籍で古巣復帰を果たすこととなる。