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浦和が完封勝利で首位キープ…6戦連続無失点でリーグ戦3連勝

2014.07.19

 J1第15節が19日に行われ、浦和レッズアルビレックス新潟が対戦した。

 約2カ月の休息を挟み、Jリーグがいよいよ本格的に再開を迎えた。勝ち点29の首位で前半戦を折り返した浦和は、得点源であった原口元気がMF細貝萌の所属するヘルタ・ベルリンへ移籍するも、12日に行われた天皇杯2回戦では8得点を挙げ、攻撃力の高さをアピールしている。一方の新潟は、中断期間中にDFイ・ミョンジェやMF山本康裕、FW指宿洋史らを積極補強。勝ち点22の8位から巻き返し狙う。


 激しい雨の中、試合はキックオフ。序盤から浦和がボールを支配するも8分、接触で足を痛めた興梠慎三が李忠成と交代する。16分、自陣でボールを奪いカウンターを仕掛ける浦和は、柏木陽介のスルーしたボールを受けた平川忠亮が右サイドをドリブルで駆け上がり、アーリークロスを供給。松原健のオウンゴールを誘い浦和が先制に成功する。

 浦和は28分、宇賀神友弥のパスをペナルティエリア内で受けた李が左足でシュートを放つも、枠の右に外れる。新潟は33分、那須大亮へのパスを奪った鈴木武蔵がペナルティエリア手前からドリブル突破を図るも、躊躇なく飛び出してきた西川周作にブロックされシュートは打てず。前半は浦和の1点リードで終える。

 ハーフタイムに新潟は大野和成を下げ、新加入のイ・ミョンジェを投入する。後半になり少しずつチャンスを作り出す新潟は60分、岡本英也からの素早いパスに抜け出した田中亜土夢が右足でダイレクトシュートを放ったが、惜しくもボール1つ分右に外れ得点にはならず。61分、新潟は鈴木に代えて田中達也を投入する。

 浦和は67分、平川に代わり鈴木啓太が入る。直後、ドリブルで仕掛けた宇賀神を松原が倒し、浦和がペナルティエリアの左脇からのFKを獲得。柏木がファーサイドにクロスを上げるが競り合いの中で槙野智章がファウルの判定を受ける。

 75分、田中が豪快なミドルシュートを放つが西川の好セーブに遭う。跳ね返ったボールに反応したレオ・シルバが再びシュートを打つが、枠を捉えることはできない。2分後、浦和は梅崎司に代えて関根貴大を投入する。

 1点を追う新潟は84分、山本康裕を下げて成岡翔を投入し、積極的に反撃に出る。85分にはペナルティエリア手前から松原がミドルシュートを放つが、これもネットを揺らすことができない。

 アディショナルタイムに突入した95分、李からのロングパスに反応した柏木が左サイドからクロスを上げるも追加点には結びつかない。そのまま1点を守り切った浦和が、1-0で勝利を収めた。

 この結果、浦和が白星発進でしっかりと首位をキープ。6試合連続無失点でJ1記録に並んだ。新潟はオウンゴールでの失点という悔しい結果に終わった。

【スコア】
浦和レッズ 1-0 アルビレックス新潟

【得点者】
1-0 16分 松原健(オウンゴール)(新潟)

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