仙台との契約解除が発表されたGKヴコヴィッチ [写真]=Getty Images
ベガルタ仙台は29日、オーストラリアのパース・グローリーFCから期限付き移籍で加入している元U-23オーストラリア代表GKダニエル・ヴコヴィッチについて、契約を解除すると発表した。ヴコヴィッチはパース・グローリーFCに復帰する。
仙台はクラブの公式HPで、オーストラリアAリーグの開幕を控えたパース・グローリーFCからヴコヴィッチにチーム合流の要請があり、契約解除の合意に至ったと説明している。
ヴコヴィッチは1985年生まれの29歳で、身長188cmのGK。オーストラリア国内数クラブとトルコでのプレー経験を持ち、2011年からパース・グローリーFCに所属していた。年代別のオーストラリア代表にも選出され、U-20代表で4試合、U-23代表で18試合に出場している。今季、仙台に加入し、ヤマザキナビスコカップ2試合に出場した。
契約解除にあたり、ヴコヴィッチは以下のようにコメントしている。
「仙台を離れるのは非常に寂しいですが、双方にとって今できるベストな判断をさせていただきました。監督、コーチ、スタッフ、選手の皆さんには、ベガルタ仙台の一員として受け入れてくれたことに心から感謝しています。そして、他では見たことのない素晴らしい応援をしてくれたサポーターの皆さんにも感謝しています。シーズンはまだ続きますので、ベガルタ仙台のこれからの健闘を祈っています。また近いうちにACLで対戦できることを楽しみにしています」