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清水のゴトビ監督、差別撤廃訴え「人と人の違いがあるから、世界は美しい」

試合後、記者会見に臨んだ清水のゴトビ監督 [写真]=野口岳彦

 J1第4節が23日に行われ、浦和レッズ清水エスパルスが対戦。8日に行われたホームのサガン鳥栖戦で、スタンドコンコースに差別的横断幕が掲出されたため、Jリーグ史上初の無観客試合で行われた埼玉スタジアム2002での一戦は、前半に清水FW長沢駿、後半に浦和FW原口元気の得点が生まれ、試合は1-1の引き分けに終わった。

 試合後、清水を率いるアフシン・ゴトビ監督は、以下のようにコメントしている。

「まずは何が起こったか話さなければならない。人種差別は社会の病気だ。世代にうつり、親から子供へ伝染する。我々には美しいゲームがある。この美しいゲームには色がない。だが(ゲームを作る人々によって)豊かな色になる。スタジアムに誰もいないと魂がかけているようだ」

「この埼玉スタジアムで鳥栖との試合で事件はおきた。サッカーから差別をなくしていかなければならない。人と人の違いがあるからこそ、世界は美しい。私がサッカーを始めたころボールは白と黒だった。今は様々な色で彩られている」

「エスパルスには9カ国の人がいる。日本に来て3年。2011年には東日本大震災があった。その時、日本は世界と団結した。それが日本の力だ。私は日本と日本人を愛している。日本人の優しさは日本の顔だ」

「もし(差別関して)無知な人がいるなら教えていきましょう。いろんな色があることを」

「さて、今日の試合は楽しむことができなかった。サポーターがいなかったからだ。声援がなかった。美しいオレンジと赤の戦いにならなかったのは、サポーターから得られるエネルギーがなかったからだ。無観客試合は今日で最後にしたい。みんなでひとつになりましょう」

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