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【J1第3節展望&予想スタメン】横浜FMvs徳島 過密日程の横浜FMにJ1初勝利を狙う徳島

2014.03.14

横浜FMの守備を支える榎本(左)と中澤(右)[写真]=Getty Images

横浜F・マリノス 伊藤翔、休息十分

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)第2節広州恒大戦から中2日で迎える一戦。日程的には厳しいが、2010年10月以来、リーグ戦7勝3分と相性の良いニッパツ三ツ沢球技場で連敗中の徳島を迎え撃つとなれば、開幕からの連勝が伸びる機運は自然と高まる。


 広州戦は8日のリーグ第2節清水戦から4人も先発を入れ替えた。それでも、攻守の切り替えの速さや激しい球際といった持ち味を発揮し、昨季のアジア王者と互角に渡り合う。1-1のドローに終わり、主将の中村俊輔は「相手の調子は6割くらい。勝たないといけなかった」と反省を促したが、誰が出場しても質の高いプレーができることを証明。控え選手を含め、レベルの高い競争はリーグ戦3試合連続完封勝利への原動力となるはずだ。1トップのFW伊藤翔も燃えている。広州戦はベンチから外れ、FW端戸仁の今季初得点を見守った。開幕戦以来となるゴールへ、休息も十分。背番号16に躍動の予感が漂う。

 広州戦はナイターだったため、連戦となる中村や中澤佑二らベテランの疲労はどこまで回復できるか。樋口靖洋監督は先発を再び4人を入れ替える方針を掲げており、フレッシュなメンバーとの意思統一も鍵となるだろう。広州戦では勝ち点を取りこぼしたと感じる選手が多く、チーム全体が勝利を渇望している。空回りさえしなければ、開幕ダッシュを成功させる白星を手にするだろう。(totoONE編集部)

■横浜FM予想スタメン
4-2-3-1
GK
1 榎本哲也
DF
13 小林祐三
4 栗原勇蔵
22 中澤佑二
23 下平匠
MF
8 中町公祐
27 富澤清太郎
25 藤本淳吾
10 中村俊輔
11 齋藤学
FW
16 伊藤翔

徳島ヴォルティス J1初勝利の鍵はクレイトン・ドミンゲスか

 2試合を終えて合計7失点、0得点。シュート数も8本と攻守において苦しい展開が続いている。いずれの試合も前半に失点しており「前半を無失点で耐え、相手が焦れた所をカウンターで狙いたい」というプランどおりには試合を運べていない。

 しかし、収穫もある。前節(C大阪戦)の後半開始から右SBとして福元洋平が途中出場すると守備が安定し、危なげなく0点で抑えることができた。守備が安定することで、中盤でボールが回りだし、得点に結びつきそうな形も作れた。右SBでの経験こそ少ない福元だが、前節の良い形を維持するべく今節もスタメン出場が濃厚だ。更に、過去2試合とも途中出場すると、前線でボールを収め攻撃の起点となったクレイトン・ドミンゲスも今節はスタメン出場をする可能性が高い。開幕するまでは未知数の部分もあったが、ボールを収めるキープ力、空いたスペースへ供給するパスのセンス、ミートする技術力、どれをとっても徳島の戦力になり得ることは証明された。フレッシュな2人がスタメン出場することで、チーム全体の活性化も期待できる。

 そして、今節は徳島にとって横浜FMと対戦する時期も追い風だ。横浜FMはリーグ戦の合間(3/12)にACL戦を1試合こなし、来週もオーストラリア遠征で1試合控えている。いくら選手層が厚いとはいえ、チームに疲れが溜まり始めていることは言うまでもない。J1初参戦、初得点・初勝利に飢えている徳島にとってはチャンスでもある。(totoONE編集部)

■徳島予想スタメン
4-4-2
GK
1 松井謙弥
DF
2 福元洋平
5 千代反田充
26 橋内優也
3 アレックス
MF
20 大崎淳矢
16 斉藤大介
14 濱田武
17 衛藤裕
FW
10 クレイトン・ドミンゲス
9 ドウグラス

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