2014.01.21

高校選手権のスーパースターだった川口能活の岐阜移籍に想うこと

川口能活
FC岐阜に完全移籍した川口能活 [写真]=Masashi Hara/Getty Images

文=安藤隆人
 2014年に入ってJ2のFC岐阜が大きく世間をにぎわせている。2年連続で21位と、下位に低迷し、ここ数年は暗い話題が多かった岐阜だが、オフシーズンの移籍市場で積極的な補強を敢行。ラモス瑠偉氏の監督就任がほぼ決定し、新加入選手も元日本代表クラスの選手が数多く加入した。

 中でも、川口能活をジュビロから獲得したことは大きな驚きだった。川口と言えば、日本代表としてフランス・ワールドカップとドイツW杯に正GKとして出場。サブとして出場した日韓W杯を含めると、3大会連続出場をしている言わずと知れた“ビッグネーム”である。

 高校サッカー選手権を長年取材している私にとって川口は「選手権のヒーロー」。清水商業(現・清水桜が丘)のGKとしてプレーする彼は、まさしくスーパースターだった。言うまでもなく、高校時代から正統派のイケメンで、当時から絶大な人気を誇っていたが、一気にその人気が爆発したのは、第72回全国高校サッカー選手権大会。清水商のキャプテンマークを身につけ、さっそうとゴールを守る姿は、当時中学生だった私は、食い入るようにテレビで見ていた。

 準決勝の鹿児島実業戦、相手には城彰二氏(現サッカー解説者)がおり、「城対川口」として多くの注目が集まっていた。試合は鹿児島実業がこれまで県予選から無失点だった川口が守るゴールを2度こじ開けたが、清水商も2点を奪って、2-2からPK戦に突入。
 
 ここで川口は4人目のキックを、右に飛んでパンチングでセーブ。このときのガッツポーズする姿は、テレビのカメラ位置を分かっているかのように、決まっていた。この姿は中学生にとっては刺激的で、「めちゃくちゃかっこいい」とテレビの前で興奮したことは今でも鮮明に覚えている。

 あの高校サッカーの大スターがFC岐阜にやってくる。岐阜出身でクラブが立ち上がる時から関わっている私にとって凄く不思議な気持ちである。それと同時に月日の流れ、日本サッカー界の歴史の深さを感じさせてくれた。

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