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湘南FW馬場賢治、水戸へ期限付き移籍「大事な勝負の年」

2014.01.11

 湘南ベルマーレ所属のFW馬場賢治が、水戸ホーリーホックへ期限付き移籍することが決まった。10日に両クラブが発表した。移籍期間は2014年2月1日から2015年1月31日まで。なお、馬場は契約により、湘南との全ての公式戦に出場できない。

 馬場は1985年生まれの28歳。近畿大出身で、2008年にヴィッセル神戸に加入した。2010年に湘南へ期限付き移籍で加入し、翌2011年に神戸へ復帰。2012年に再び湘南に加入(完全移籍)した。2013シーズンは、リーグ戦7試合出場1得点、ヤマザキナビスコカップ3試合出場を記録した。


 移籍にあたり、馬場は湘南に対して、以下のようにコメントしている。

「今シーズン、期限付き移籍で水戸ホーリーホックへ行くことになりました。去年、一昨年と本当に濃い2年間を過ごさせてもらいました。チームが降格して、個人的にもチームに全く貢献できずに悔しい思いのままチームを離れるのは本当に心苦しいですが、自分を評価してくれて来てほしいと言っていただいたチームがあるというのは幸せなことだと思い、新しいチームで新たなスタートを切ることを決意させてもらいました」

「今年はサッカー選手として本当に勝負の年になると思っています。そんな大事な時をベルマーレで迎えたいという気持ちもありましたが、誰も知らない新たな場所で、もう一度厳しく本気でサッカーと向き合うことが今の自分には必要なことだと感じています。今年一年、今までにないくらい、サッカーに必死で取り組み、サッカー選手としても人間としても、大きく成長してまたベルマーレに帰ってこいと言ってもらえる選手になります」

「そして、いつも温かく応援してくれたサポーターの皆さん、本当に本当にありがとうございました。感謝してもしきれないくらい、感謝しています。皆さんの大きな大きな声援に何度パワーをもらったことか、何度鳥肌が立ったことか分かりません。もう走れないと思いそうになった時も、皆さんの声援があったからまた顔を上げて走ることができました」

「一番忘れられないのは、2012年の松本山雅とのアウェイでの試合です。あの試合は自分のミスから失点してしまって、本当に悔しい試合だったのですが、あの試合後に皆さんがかけてくれた声援は一生忘れません。自分の大好きな応援歌が聞けないのは本当に本当に残念です。あの応援歌がめちゃくちゃ大好きです。今年は違うチームで同じステージを戦うことになりますが、『アイツがいれば』と思われるくらい水戸で頑張らなければと思います」

「僕にとって湘南ベルマーレが何より大切なクラブであることはどこに行っても、いつまでも変わりません。皆さん、僕の大好きな湘南ベルマーレを今年もよろしくお願いします。
それから、余裕があったら馬場賢治の応援と最近疎かになってきたブログも頑張って更新するので見ていただけたらと思います。いつまでも『平塚の男』より」

 加入する水戸に対しては、「湘南ベルマーレからきました馬場賢治です。何もわからない新しい土地でのチャレンジにワクワクしています。僕自身、今年はサッカー選手としてとても大事な勝負の年だと思っています。その大事な年を水戸ホーリーホックで迎えられること、水戸ホーリーホックに呼んでいただいたことに本当に感謝しています。一日、一瞬を大事にして水戸ホーリーホックのために最大限の力を出せるように、大きく成長できるように、毎日全力でサッカーに取り組んでいきます。柱谷監督のもとで、全力でサッカーに取り組み、サポーターの皆さんとともに素晴らしいシーズンにしたいと思いますので、たくさんの応援をよろしくお願いします。水戸ホーリーホックに関わる全ての人が団結して、最高のシーズンにしましょう!」と、抱負を語った。

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