神戸への完全移籍が決まったMF杉浦恭平(左) [写真]=Getty Images
川崎フロンターレからヴィッセル神戸へ期限付き移籍で加入しているMF杉浦恭平が、神戸へ完全移籍することが決まった。8日に両クラブが発表した。
杉浦は1988年生まれの25歳。2007年に静岡学園高から川崎に加入し、2010年から2シーズンは愛媛FCへの期限付き移籍を経験した。2012年に川崎に復帰し、2013年に神戸へ加入。2013シーズンは、リーグ戦25試合出場4得点と天皇杯1試合出場を記録した。
完全移籍にあたり、杉浦は川崎に対して、「在籍した4年間、等々力のピッチで活躍することは出来ませんでしたが、プロ選手としての土台を作れたと思うし、その4年間があったからこそ、今があると思っています。これからは敵チームになりますが、しっかりと恩返しできるように、頑張っていきたいと思います。ありがとうございました」と、コメント。
神戸に対しては、「昨年一年間、J2のピッチで共に戦い、J1昇格という目標を達成できたことで、自分としても神戸が愛着のあるクラブになりました。今回完全移籍することになったので、ファン、サポーターの皆さんにしっかり恩返しできるよう、毎日頑張っていきたいと思います。これからもよろしくお願いします」と、抱負を語った。