G大阪時代の二川孝広（2015年）[写真]=Getty Images
日本フットボールリーグ（JFL）に所属するFCティアモ枚方は16日、同クラブ所属の元日本代表MF二川孝広の2022シーズン限りでの現役引退を発表した。
二川は1980年6月27日生まれの現在42歳。地元を本拠地とするガンバ大阪のユースで育ち、1999年にトップチーム昇格を果たした。身長168cmと小柄ながら足元のテクニックとパスセンス、チャンスメイク能力に優れ、同クラブの主軸として長く活躍。加入初年度からコンスタントに出場機会を得ると、2003年からは背番号「10」を背負ってプレーした。G大阪では公式戦通算500試合以上に出場し、数多くのゴールを演出。2度のJ1リーグ制覇、4度の天皇杯制覇、AFCチャンピオンズリーグ（ACL）制覇など、数々のタイトル獲得に貢献した。
2016年夏には東京ヴェルディにレンタル移籍。2018年3月まで同クラブに在籍し、公式戦25試合に出場し1ゴール4アシストを記録した。その後2018年4月には栃木SCにレンタル加入。同年のシーズンは公式戦7試合に出場した。2019年2月には枚方に完全移籍で加入。加入4年目となった今シーズンはここまで公式戦6試合に出場し1ゴールを挙げている。
また、2006年10月4日に行われた国際親善試合のガーナ戦では日本代表デビューも果たした。
今シーズン限りでの現役引退を表明した二川は、枚方のクラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。
「今シーズンで現役生活を引退する決断をしました。この歳までサッカーを続ける事ができ幸せでした。サッカーを通して沢山の経験ができ、成長できたかなと思ってます。これまでお世話になった沢山の人達に感謝しています。ありがとうございました。そしてファン、サポーターの方々、これまでの沢山の応援ありがとうございました」
※記事中に誤字がありましたので修正致しました。（11月16日 13：20）
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト